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452 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/03(月) 01 09 58.57 ID uQnAbl0z0 ~ヴェストリの広場から少し離れたところ~ __// __ヾ==-、 f ´ ̄ , ´ `ヽ l | / / \ ∧/ / 〃 ;.イ/l } , ヽ l { l /__ / / /_/ /j / } | l レ/,,∠`/ /∠/メ// / l ! | 伐_j f以ヽ彡イ ヽ ! i V;;リ {;;リ 〃 | 「急いでください! ミス・ヴァリエール! Vl | { l このままだとセト様が死んでしまいます!」 l ! l 、 ー .イ , __ 厂 ̄ ¨ヽ \ !-j> _ ィ<、 / ヽ `ート 、_r _\ヽ |,_ ̄ヘ二´¨l_ハ / ./゙ヽ /⌒く/ ヽ∠ヽ「j|`~/ //ヽ `∨ / } l l } Ⅵ ヽ 〉、 ∨ / ゝァ‐ } くrー! 入 } . .\ V二ニ〈 { / \ }∨ \∧ . . ヽ , } ン′ ヽ| ¨ヽ . .. ノ ヘ_/ ヽ { \ 8//~′ } _ `ヽ、__ __/ `ヽ_// 〃 / \  ̄/ /`===彳 r′ __ヽ { } j、 l く ハ /-- ――‐イ 〉 471 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/03(月) 01 11 36.65 ID uQnAbl0z0 / . / . 〃. / ヽ . .l. . . . . . / / ./  ̄.`X /. . . { { ヽ , . ヽ . .!. . . . . . l | .l . . . /l. . l\ ∧ . , . .j . 厶 .-ヘ ̄|`. . . . l | . ! | . . . ! ヽ{_ V\ヽ ハ . . /jイ/ \ . l. . |. . . . . . ヽヘ . .从 . . .lィ彡≠=ミ、 ´ } `ー/ ,ィ===ミヽヾ j . . . 「うるさいわね! あいつが死んだって私はかまわないの! |`ヽ!ヽ . . .{´ _ノ / ヾくリ . . . . むしろ死んでほしいくらいだわ!」 | . ハ. . .\ヽ __ _ , . . . . . ノ_厶| . . l / `ー─ヘ. / . . . . . 厂 | . . ,. , /´ ̄ ̄ヽ l / . . . . . . . _l l . .ヘ f { }l イ . . . . . . . _ -‐彡j ,′ . . . .\ ヽヽ ___ ノ/ /〃 . . . . . . . / .{ / . . . ヽ ヘ、 ` ー一 ´ イ/ ,′ . . . . . . . / . . . ./ \ / . . . . . ∨\_≧ー-‐≦_/ /i . . . . . . . 〃 . . . // \ / . . . . . . .l ∧ ∧ / { . . . . . . { . . / . / / . . . . . . . . .| ,/ ∨ ヽ / ヽ . . . . . . 492 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/03(月) 01 13 40.37 ID uQnAbl0z0 __// __ヾ==-、 f ´ ̄ , ´ `ヽ l | / / \ ∧/ / 〃 ;.イ/l } , ヽ l { l /__ / / /_/ /j / } | l レ/,,∠`/ /∠/メ// / l ! | 伐_j f以ヽ彡イ ヽ ! i V;;リ {;;リ 〃 | 「セト様は決闘を受けた時に言ってました! Vl | { l ミス・ヴァリエールをつれてこい、結果の出し方を教えてやるって! l ! l 、 ー .イ , __ それってミス・ヴァリエールのために決闘を受けたってことじゃないんですか!?」 厂 ̄ ¨ヽ \ !-j> _ ィ<、 / ヽ `ート 、_r _\ヽ |,_ ̄ヘ二´¨l_ハ / ./゙ヽ /⌒く/ ヽ∠ヽ「j|`~/ //ヽ `∨ / } l l } Ⅵ ヽ 〉、 ∨ / ゝァ‐ } くrー! 入 } . .\ V二ニ〈 { / \ }∨ \∧ . . ヽ , } ン′ ヽ| ¨ヽ . .. ノ ヘ_/ ヽ { \ 8//~′ } _ `ヽ、__ __/ `ヽ_// 〃 / \  ̄/ /`===彳 r′ __ヽ { } j、 l く ハ /-- ――‐イ 〉 504 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/03(月) 01 15 30.45 ID uQnAbl0z0 / \ / `ヽ 丶 / . ノ , ヽ / / / . . / ヽ . ヽ ヽ V l l. .| / . ./.;イ ヽ ... . l. . . | .. l l ! |. .| . l . \!/ l . { . . .|ヽ . }ヽ . j . .! | . | ヽハ l .| ! . . jV\{ 八 . . .l } /_,j;ィト .l . l . | ヽ从 . iイfチ心ハ 、从ィ厶斗<V . .jl . | 「そ、そんなわけないじゃない! \ト小._V;zソ ノ/ V;;_z1 / . . . ハ . . 八 あいつがそんなことするわけ…… リ } . , .. / . . . /. .ヽ . . ヽ ……あっ!」 _..ノ/八 / . . . /. . . . .\ . . \ , -‐´ / . . >,.、 ´ ヽ ィ′ . . . ハ;.__ . . . . \ . .  ̄`丶、 〃 . . / . . . . . ノ ¨ ヽ、_ , ィ≦7 . . ./ ´ ヽ. . . . .` ー- 、 . ヽ l . ./ . . . . . ;. イ\ ノ} /`∨ . . . { ゝー、. . . . . . . ヽ . } {. / . . . . . / } Vx1_/ { . . . ヽ ∧. . . . . . . } . . ,′ 〃 . . . ./ j/  ̄ ̄ ヽ入 . . . . .\ ヽ. . . . ./ . / { . . . .{ | / \ . . . . .\ ) . / .;イ 519 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/03(月) 01 17 26.37 ID uQnAbl0z0 , --- _ / ,. - , ー 、 i / / 、 ヽ ヽ ン´./ { /ヽ、 |、 _ゝ ヽ. i i,ィ / ト‐{-、 ヽノ 乏i.、 | | ヽト、 ヽ〈下j └ ヽi { / ー- 、.,、 ヾ、ヽ ´ ! 〉ヽ=、 ,-──┘ __、,、 ,、 ノ⌒ヽゞ_ゝ-─ フ ̄レ 「ふん……最初は驚いたが、やはり銃など平民の玩具だね /ヽ `ヽ、! ヽ (ヽ .| |〃ム薔ラ冫 コー- ヽ〈 ヽ_ どうする? ここで降参すれば命だけは助けてやるが」 / / 心 ヾj .ヽヽj |` =ヽ/ /ヽ / ) \;;;;;ー、 ./ く 弋ノ |_, -‐、(ヾヽ ン /´ _ /`ー /‐ / ヽ;;;;;;;i >-、 ,- _, - .ヽ` ーン. j-‐ ´cヾ____/ィ--、___ヽ;;;;;| ヽ /-、,─< ̄`ヽ、 /ー 、--、./ ,.ィ;;;;;;;;;;;;∧ー┬‐ァベ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ー ヽ \ `ヽ、 `ヽ___/ ヽ .\/| | ./ .|;;;;;;;;;;;/ヽ , ┴ /_ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、 Vヽ、 ヽー 、 ヾー-ヽ  ̄\ヾァ- .| |/ /;;;;;;;;;/ーヘ /、__ ノ \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;}  ̄  ̄` .7} .| | /;;;;;;;;ノ{ニー// ̄∧ノ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{ ヾ、土 | | /;;;;;;; 厶Y//ーv /;;;;;;;;;;;;;、;;;;;;;;;;;;;;| ヾ_くt-ヽ ;;;;;;;;;;| ト,ノ | | ` /;;;;ィ ´ ヽ;;;;;;;;;;;;| ~~´|;;;;;;;;;;;;| ト ´| |Y、 /イ | \;;;;;;| |;;;;;;;;;;;;j ヽ、.| |、_/ ヽ. | | /;;;;;;;| 540 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/03(月) 01 19 12.18 ID uQnAbl0z0 ,. -‐ 、. /  ̄`~` ‐ 、 / ` ` ‐、 / `‐、 / \ , \ / ! \ / l ! | i . / , │ l l ! | │ / /./ | │ l 、 | | | , | .l ! . / / /l ! l | | | \ !|l | / | | ! / / ./ ! | l l | | ヽ. ヽ\ \ ヽ. ヽ. |│/ヽ| ! l ! 「……ふぅん。言いたいことはそれだけか ` ‐ 、| l ヽ. ヽ.ヽ. ! l\\`‐、ヽ、\ヽ.| レ /ヽヽl ! ! やはり馬の骨だな、命を奪う覚悟もないとは . `‐、| 、ト、__\ 、 ヽ. l トーz、-‐ラ フヽ!|!/_,ゝヽ }. |│ ……やれるものならやってみるがいい」 \ヽl\`ー ヽ、\ヽ ∨ー`‐← ||!-、-、 /! |│ ヽト. ´ ̄ジヽN` -ゝ |! リ /|.| | | ! \ _iー | |.| | | |\. \ r‐== ヲ |  ̄`~` ‐ - 、 | ` ー-ヽ、 V r -‐ / .| | | `‐、 `ー- ./| , -.、 | | `‐、 / .| { {lll}} f{! _ _,,. 、-‐ | `エ´-─ー| ` ー ゞ ´ ヽ` ー- |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| / 558 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/03(月) 01 22 41.09 ID uQnAbl0z0 , -‐ ´ ` ー、 / `ー-、 ,‐´ 、 `ヽ、 f‐ | ヽ ヽ ヽ / ー、 ヽ_ / ヽ ヽ ヽ\ ヽ / } _ l ヽ ヽ/! ヽ i ヽ i l / / ヽ l、 ヽ l ハ/f-f、 }l l、 |リ l l l_l_lr- {_ゝヽ ヽ |//fc リ /! /リ l |. . } l ハ、=ゞ==リ / ムソ /イ 〈 ノ l. . l イ /´七C、ム/ .. lゝ、ヽ、 「もうやめて! あんた! 平民は貴族に勝てないの! `ー-´ _-‐!. . ヾ l 弋ソ .. .. }l  ̄ そういうものなの! だから早くギーシュに謝って! ー----- f´ ヽ. . ヽ、 ,__ -= /ヽ、 そうすれば命まではとらないわ!」 . . . _-―‐´、 ヽ. . . ヽ、 /  ̄ノ/! ヽ、 . . . ヽ ヽ、 \ . . . ヽ、_ー‐ニ‐´ !. . ヽ、 . . . . .ヽ、ヽ ヽ、_ ヽ、! ヽフニイ / /ヽ . . ヽ . . ./ヽ、ヽ `ー-ヽ. . ヽl ll l / ヽ、. . ヽ . . . i ヽ \ }. . } l 7 | / }. . . } . . l \ `ヽ、 /. . . . , ヽTl / / /. . / . . .l \ \/. . . . /`ヽ、/ /. . . / . ./ ヽ/. . . . / / l| /. . . ,-‐´ 570 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/03(月) 01 24 05.57 ID uQnAbl0z0 ,. -‐ 、. /  ̄`~` ‐ 、 / ` ` ‐、 / `‐、 / \ , \ / ! \ / l ! | i . / , │ l l ! | │ / /./ | │ l 、 | | | , | .l ! . / / /l ! l | | | \ !|l | / | | ! / / ./ ! | l l | | ヽ. ヽ\ \ ヽ. ヽ. |│/ヽ| ! l ! 「……それが貴様の『一生懸命』か?」 ` ‐ 、| l ヽ. ヽ.ヽ. ! l\\`‐、ヽ、\ヽ.| レ /ヽヽl ! ! . `‐、| 、ト、__\ 、 ヽ. l トーz、-‐ラ フヽ!|!/_,ゝヽ }. |│ \ヽl\`ー ヽ、\ヽ ∨ー`‐← ||!-、-、 /! |│ ヽト. ´ ̄ジヽN` -ゝ |! リ /|.| | | ! \ _iー | |.| | | |\. \ r‐== ヲ |  ̄`~` ‐ - 、 | ` ー-ヽ、 V r -‐ / .| | | `‐、 `ー- ./| , -.、 | | `‐、 / .| { {lll}} f{! _ _,,. 、-‐ | `エ´-─ー| ` ー ゞ ´ ヽ` ー- |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| / 585 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/03(月) 01 25 17.88 ID uQnAbl0z0 / ヽ ヽ ヽ . / i ヽ ヽ ヽ , ! \ ヽ ヽ ヽ ヽ i .| | \ i\ゝ_,-i i ヽ `ヽ、 !l! ヽ ! ヽ L-ゞf!_ ト、 | ヽ ヽ、 ` ー- リヽ、,-ヾ、. ‐fソ_,ィ-テリ ! ! ヽ ヽ \ 「え?」 / ヽ`ヽ. /´ ヾァ | |l !ヽ \ \ / rヽ 〉ノソ , ! !ヽ ヽ \ `ー / ノ し/. ノ .| l ヽ、ヽ、 ヽ、 __ \ . l r‐ ´ ヽ _ ,-, ! .l _/ ー--‐´/ ` ヽ\ rL _ i ` 7 ‐ / ト/ / ヽ ヽ | `ーfァ / i l/ / / , ヽ イ. | / | | / 〈 ヽ、_ i ./ `ー-、 ノ ー、 / l l i \ ヾー、_ l ヽ i ! l l l ヽ `ヽ、`! 594 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/03(月) 01 26 25.47 ID uQnAbl0z0 ,. -‐ 、. /  ̄`~` ‐ 、 / ` ` ‐、 / `‐、 / \ , \ / ! \ / l ! | i . / , │ l l ! | │ / /./ | │ l 、 | | | , | .l ! . / / /l ! l | | | \ !|l | / | | ! / / ./ ! | l l | | ヽ. ヽ\ \ ヽ. ヽ. |│/ヽ| ! l ! 「そんなことが貴様の言っている『一生懸命』なのかと聞いている!!!!」 ` ‐ 、| l ヽ. ヽ.ヽ. ! l\\`‐、ヽ、\ヽ.| レ /ヽヽl ! ! . `‐、| 、ト、__\ 、 ヽ. l トーz、-‐ラ フヽ!|!/_,ゝヽ }. |│ \ヽl\`ー ヽ、\ヽ ∨ー`‐← ||!-、-、 /! |│ ヽト. ´ ̄ジヽN` -ゝ |! リ /|.| | | ! \ _iー | |.| | | |\. \ r‐== ヲ |  ̄`~` ‐ - 、 | ` ー-ヽ、 V r -‐ / .| | | `‐、 `ー- ./| , -.、 | | `‐、 / .| { {lll}} f{! _ _,,. 、-‐ | `エ´-─ー| ` ー ゞ ´ ヽ` ー- |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| / 608 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/03(月) 01 28 48.22 ID uQnAbl0z0 / ヽ ヽ ヽ . / i ヽ ヽ ヽ , ! \ ヽ ヽ ヽ ヽ i .| | \ i\ゝ_,-i i ヽ `ヽ、 !l! ヽ ! ヽ L-ゞf!_ ト、 | ヽ ヽ、 ` ー- リヽ、,-ヾ、. ‐fソ_,ィ-テリ ! ! ヽ ヽ \ 「だ、だって、あんたぼろぼろじゃない! / ヽ`ヽ. /´ ヾァ | |l !ヽ \ \ 私が来るまでどれだけがんばったのか知らないけど / rヽ 〉ノソ , ! !ヽ ヽ \ `ー もういいでしょ!? 向こうのワルキューレも何体か倒れてるわ! / ノ し/. ノ .| l ヽ、ヽ、 ヽ、 __ \ ここまでやれる平民はあんだだけよ! これだけできれば十分じゃない!」 . l r‐ ´ ヽ _ ,-, ! .l _/ ー--‐´/ ` ヽ\ rL _ i ` 7 ‐ / ト/ / ヽ ヽ | `ーfァ / i l/ / / , ヽ イ. | / | | / 〈 ヽ、_ i ./ `ー-、 ノ ー、 / l l i \ ヾー、_ l ヽ i ! l l l ヽ `ヽ、`! 634 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/03(月) 01 30 50.13 ID uQnAbl0z0 , -─- 、 , -‐- 、 ,, - `V `‐、 / \ ./ \ / ヽ ./ / l ヽ / / / / ./ / l | .l .lヽ | l. l / / / ./ .l | | l / / l l.〉 l、 | | l / / ./ ./ |. l | ./ ./ ./ | |./ l、| | l // ///| l / / //// / / . l、l | /l///_/ l / //_|/_∠| / | / . /⌒ヽ | \ `ー ゝl // `ー /|/⌒v 「黙れぇぇ!!!!! | l⌒l l|  ̄ ̄ //|〉 ̄ ̄ ̄ .|/^_l.l 俺は常に勝利を目指す!!!! ヽゝ(ー| /| ´ \| ll ),l ノ それが俺の栄光へのロード!!!! lヽ_ / | ┌───7 /._/ 勝利しなければ何の意味もないわぁ!!!!」 .l/ | l ̄ ̄ ̄/ / / ,ノ! / |.. V´ ̄∨ ./ /,.-‐ .| ./ (;;) |\ `ー‐ ´ / / | | _|_\ /| ./ | (| ,.-‐ | \__/ .|/ _,.-─; |/ .(;;) |─────┤ _,.-‐ /  ̄ | |^l / 前へ トップページ 次へ
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キャンペーントップに戻る 「今度はそんなこと、させない 「かぶとむしー!」 Story NC(パパ)の部屋だよ!ここで作られたよ! ディアナの12歳までの成長記録アルバム→所持品へ 情報端末に保存されたメッセージがあったよ!四人がハートのブローチを持った誕生日パーティの写真があったよ! →たからもの:「情報端末(思い出の写真)」入手 『今日はパーティの日。プレゼントもみんなで作った。ケーキも作った。みんなで、私たちの二回目の誕生日をお祝いすることにしたの。じゃあ、ハッピーバースデイ!誰かが言った。私たち、死んでるのに。じゃあなんて言おう…こうかなあ。「ハッピーデスデイ!」』『……あれ、わたしたち、どうなったんだろう……?たしか、パーティをしていたら、きょうしつのとびらがあいて、ぐんたいがはいってきて……あれ、私の足、どうしてあんな遠くに……?あれ?右腕の、かんかくもない……?ああ、やめて、私の、ぼくの、友達を傷つけないで。……まだだ。だって、私はもう死んでいる。痛みなどない。だから、あの子たちを、守らなきゃ……』 写真の中、リーリャは男装してたよ! NCの日記を見つけたよ!(四人のことに関してはディアナからの伝聞という形で書かれている)→所持品へ →要約:ディアナが特別クラスへ。映像媒体が記録禁止になったから日記書く。→ディアナ『授業はつらい時もある』→ショコラがクラスメイトになった→戦線がやばい、ディアナへの影響が不安→リーリャがクラスメイトになった。男装して男っぽくふるまってる。→戦線がやばい→研究体が逃げ出した→カラメルがクラスメイトに。→カラメルの特徴を聞いた。(インクが飛んだ跡)→軍からディアナを休ませろと言われた。が、今日はパーティらしい。→以下、数ページにわたりディアナへの謝罪と後悔 外に出ようとすると男性アンドロイド。うさんくさい。。「ああ、完成したんですね……あれ?でも、彼の姿がないってことは……ああ!そういうことですか。なるほどなるほど。所詮は損傷したドールをつなぎ合わせるしかできなかった未熟なネクロマンサーと言うことですか。記憶の制御も不十分で、こうなった、と。ふんふんなるほど?」 アンドロイドは爆発四散。「報告する」とか言ってた。 外には轍が。わらわらいるアンドロイドの群れを抜けて先に進んでいく。 死んで、死んだまま、生き返って。―――そこにあったのは、第二の人生。もう一度死んで、死んだまま、死に返って。―――ここにあるのは、一体なんだろう? 烏賊次回! -- さいれんす@NC (2014-07-11 01 11 14) 名前 コメント
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わたしは 目測でも10メイルはある大きな扉の前にいた。 この扉の向こうに居るモノ…。わたしは其奴と戦う宿命にあるのだ! 決意を固め、その門に手をかけると 意外なほど簡単に開いた。 と同時に、むせかえる程の強烈な熱風が襲う! 目の前にいたのは、『炎髪灼眼』の女…。 と言っても、当然褐色肌のほうだが。 女が感極まった様子で喋り始めた…。 「やっときたわね。おめでとう このゲームをかちぬいたのは、あなたがはじめてよ…!」 そうね…これはゲーム。つまりこいつを倒してハッピーエンド! よくも今まで むむむ、胸のこととかでバカにしてくれたわね! 今日こそ!このわたしの魔法でバラバラにして…… そう思った瞬間!突然背後から伸びた『チェック柄の腕』が わたしのマントを引っ掴み、無造作に放り投げ───── 意識を取り戻したとき、目に映ったのは… 「おはようございます。『ご主人様』」 わたしの毛布を握っている露出狂の姿だった。 『紫霞の使い魔』 第三話 【”労働基準法違反疑惑”浮上】 「服ーッ」 「はい」 フーゴが椅子に掛かっていた制服をルイズに渡す。 その動作はキビキビとしており 彼の雰囲気と相まって、まるで秘書のようだ。 「下着ーッ…は、そのクローゼッ……」 「はい」 言い終わらないうちに下着を一番下の引き出しから取り出す。 ルイズは少し不思議そうな顔をして受け取った。 実は、こんな事もあろうかと昨日洗濯から戻った後、夜中の内に 部屋においてある物を把握しておこうと調べておいたのだ! 洗濯の時もそうだが、男が女の持ち物を漁るというのは なんというか……その…フフ…… まぁそれは別として、昨日まで『ボスの娘』を護衛していたので 彼も女物の下着程度なら免疫がついていた。ここまでは予想通り! あとは『今の主人』が着替え終わるまで後ろを向いているだけ…。 そう考え、背を向けていたフーゴに計算外の『指令』が飛ぶ! 「服、着せてーッ」 「………はい…?」 フーゴは一瞬 自分の耳が壊れたのかと思った…。 この間、ある女性に『服を脱げ』といわれたが それから三日もしないうちに 別の女性から『服を着せろ』と命令されるとはおもってもみなかった! 「じ、自分でやってください!」 恥ずかしさからか、声を荒げるフーゴ。 「貴族は下僕がいる時は自分で服なんて着ないのよ。 別にわたしの体を見せたいってわけではないんだからね! 早くしないと朝御飯ヌキにするわよ!」 着替え終わったルイズとまだ顔が赤いフーゴが部屋を出ると 壁に並んでいる 似たような三つのドアの一つから ナイスバディのグラマーでセクシャルな女(死語)が現れた。 「おはよう。ルイズ」 「…おはよう。キュルケ」 ルイズがあからさまに嫌そうな顔をする。 「あなたの使い魔って、その平民?」 「そうよ…」 人の心の傷をえぐっておいて愉快そうな笑みを浮かべるキュルケ。 (やっぱりコイツ 夢の中だけでも『始末』するべきだったわ! いや…『現実』のヤツならば、まだ今からでもそう遅くは…) 物騒なことを考え始めたルイズだったが、 すでにキュルケの興味は『その平民』に移っていた 「あら…結構イイ男じゃない!『ゼロのルイズ』にはもったいないわねぇ」 「うるさいわね」 「でも、『恋人』としては悪くないけど『使い魔』としては失格ね…。 どうせなら使い魔はこういうのじゃなくちゃね~。フレイムー!」 主に呼ばれて、ドアの影から赤い大トカゲが這い出てきた。 「なんですか、これ?恐竜か何かですか?」 見たこともない生き物に興味を示すフーゴ。 こういった『奇妙な存在』は見慣れているためか、動揺はしていない。 「これって、サラマンダー?」 憎々しげに尋ねるルイズ。 この女が立派な使い魔を召還したことが気に喰わなさそうだ。 「そう、火トカゲ。見て?この尻尾の炎。ここまでのはそうそういないわよー」 まるで 二人に見せつけるように自慢するキュルケ。 いや…『一人に』だろうか? 「そりゃよかったわね」 「素敵でしょ?あたしの───」 二人が会話している間、フーゴは『火トカゲ』フレイムをみて 物思いに耽っていた。 (これからの日々。こんなのと戦わなくちゃいけないときが来るのか? もしその時『自分の能力』はどこまで『使わずに』いられるのだろうか… できることならば、このままずっと………) 「ねぇ、あなたの名前は?」 いきなり声をかけられ、フーゴは自分の世界から引き戻される。 「あ…はい。パンナコッタ・フーゴです。フーゴと呼んでください」 「フーゴね?わかったわ。じゃあ、お先に失礼~」 そういうと『炎髪灼眼の女』は使い魔と共に、颯爽と去っていった…。 「むっかつくわーーー!!あの女!サラマンダー召還したからって!! 何でわたしは『露出狂じみた平民』なのよ!!」 「露出狂じゃ ありません!ファッションです!」 ついに抗議したフーゴだったが、『どっちだって同じよ!』と一蹴されてしまった。 『アルヴィーズの食堂』に足を踏み入れた瞬間、フーゴは圧倒された! 豪華な飾り付け!豪華なテーブル!豪華な料理! まさに中世貴族の絢爛たる世界だった! 「どう?ホントならあんたみたいな平民は一生入れないのよ! 感謝してよね!」 と、ルイズがその小さな鼻をフフンと鳴らす。 「いやぁ…まったく、すごいですねぇ…」 と、フーゴが率直に感想を述べる。食卓の御馳走から目が離せない。 とりあえずルイズの為に椅子を引き、座らせると 自分も隣の席へ… ─── フーゴの動きが止まる ─── 突然硬直した彼の視線を辿ってみると 床に皿が落ちて…いや、『置いて』あった。 皿の中には、肥料喰った方が栄養になるんじゃないか?というようなスープ… その端には、スポンジの方が食べやすいんじゃないか?というようなパン…… ─── そして時は動き出す ─── 意識が地獄の底から戻って、彼自慢の頭脳が動きだした。 (まさか…ぼくの目に入っている『コレ』が これからぼくの口に入っていくんじゃあ…ないですよね?) 自分はなんて恐ろしいことを考えているんだ!? こんなことがあるはずがない!これは『妄想』だ! 主人に『目の前の光景』を否定してもらおうと振り向いた! すると ルイズもこちらに顔を向けて、彼の様子を眺めていた。 その瞬間!フーゴは絶望した!なぜなら! 彼女の顔には、初めて見る満面の笑みと ───微かな悪意が浮かんでいたのだ。 「「「偉大なる始祖ブリミルと女王陛下よ。 今朝もささやかな糧を我に与えたもうたことを感謝いたします」」」 食事前の祈りを捧げ… ルイズや他の生徒が食事を始めたが、彼は微動だにしなかった。 『エサ』を前に、ただその場にじっと立ちつくしていた。 {{なぁ…どこまで耐えるつもりなんだ?パンナコッタ・フーゴよ…}} 自分の心の中に巣くう『赤』──殺意──がざわめく… {{テメーは本当に良くやっているよ…それこそ『人が変わった』みてーにな… だが!あの小娘はなんだ!?そんなテメーをあざ笑っているじゃねーか!! 尽くしても尽くしても…一切報われていない。いや、尽くす義理もねーだろうが!! 無理矢理呼びだされて!コキ使われて!それでもバカにされ続けて! テメーは『自分』という物を無くしちまったのかよ!! あのデブのポルポが言っていたことを思い出せ…ヤツがお前に話したことを!}} (ああ…しっかり覚えているよ……) フーゴがゆっくりと屈み、皿を持った…。 {{この世で最も大切な事が『信頼』であるのなら…}} ( 最も忌むべき事は『侮辱』する事である…) 皿を手に持ったままルイズの元へいく…。 ルイズも他の生徒も誰も気付いてはいない… {{『侮辱』するという行為に対しては!命を賭ける!!}} ( 殺人も!神は許してくれる!!) 背後に立っているというのに、この少女は気付くことなく食事を続けている…。 フーゴはだんだん『赤』と『自分』の境界が薄れていくの感じ始めた。 そして、その手にした皿を高々と持ち上げ… ( コイツは!オレを『侮辱』した!!) その桃色の頭へ振り下ろ──── [[それでいいのかい?パンナコッタ・フーゴよ…]] 頭の中で『赤』ではない、もう一つの声…『青』が囁く。 [[『欠点を改める』といっておきながら…… お前は自分で誓ったことも破るようなヤツだったのか?]] 深紅にまで染まった自分の心が冷めていき… [[お前が人間扱いされてないだって?それはお前の思い上がりじゃないのか? 逆に考えるんだ…『あのままだったら始末されていた』って考えるんだ…]] (始…末……?) フーゴの手がゆっくりと降りていく。 [[お前は自分を基準にして考えすぎなのだ! 本来ならば死んでいたかもしれんというのに…。 かつての仲間達はつらい思いをしているだろうに…。 そして今!ろくに食事を摂ることだってできないだろう! 彼らのことを考えれば、食事抜きにされても文句は言えんぞ! たった一日で何が分かり合える?恥を知れ! 変われ!変わるんだ!パンナコッタ・フーゴ!!]] 心の中の紳士──理性──によって『怒り』は静まった…。 フーゴは再び皿を持ち上げると、スープを一気に喉の奥に流し込んだ。 己の鬱憤を飲み込むかのように…! そして 飲み干した後 苦しげに肩で息を吐いた……。 「座って食べたらどうなの!?マナーも知らないのかしら!!」 いつの間にか食事を終えたルイズが目の前に立っていた。 「ほらぁ。授業が始まるわよ!来なさい!」 『主人』が食堂から足早に去っていく。 それを見て、フーゴもゆっくり歩き始めた…。 (変わるんだ…!今までの自分から!あの『凶暴な自分』から… そう誓ったからには貫き通すんだ!パンナコッタ・フーゴ!) しかし、彼は まもなく身をもって知ることとなる。 人間は…生まれ持った『サガ』から、決して逃れられないということを…! To Be Continued…
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41 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg [sage] 投稿日: 2006/09/04(月) 04 10 27 ――Interlede Side Himuro 目覚めの気分は最悪だった。 「…………」 上半身だけ起こして、しばし呆、とする。 一分ほどそうして過ごすと、ベッド脇の机の上に置いた眼鏡を手に取った。 眼鏡をかけると、ようやく視界が鮮明に見えるようになる。 時計に目をやれば、時間は朝の6時半。 ……これほど精神的に参っていても、いつもどおりの時間に目覚めてしまうとは。 自分の規則正しさに呆れてしまいそうだった。 「何がしたかったんだろうな、私は……」 昨日のことを思い出す。 昼休み。 偶然出会い、偶然同行し、偶然抱きとめられた。 放課後に会う約束をし、部活動中もその約束は憶えていた。 放課後。 いきなり家に招待されて面食らい、しかし当人がその重大さを理解していなかった。 どうやら途中でその意味に気付いたようだが、こちらも心の準備で手一杯だったため、話すことはしなかった。 家に着いたらついたで、早速私室に案内された。 今思い返してみても、私の狼狽ぶりはとんでもないだったことだろう。 そして――。 「――――ふう」 再びベッドの上に身を投じる。 心の中に、しこりのような物が沈んでいるような感覚。 その重さに、身体までもがずぶずぶとベッドに沈んで行きそうだった。 「衛宮、士郎」 その名前を口にした途端、心の沈殿物はより一層重く堆積した。 なんだというのだ。 私の、いまだかつて知ることのなかったこの感情は。 「わかってはいるのだがな」 そう、わかっている。 恐らく正しいであろうと思われる推測ではあるが、私はこの感情がわかっている。 ただ、私自身には縁が無い物だろう、と思っていただけだ。 いつまでもこうしているわけにはいかない。 そろそろ朝食の時間だ。 私がどれだけ物思いにふけろうとも、生活のリズムは待ってはくれない。 寝間着を脱いで、制服に手を掛ける……がしかし、このまま学校に行く気にはなれなかった。 行ったところで学業に打ち込めるとは到底思えなかったし、なにより……。 ――えっと、その、だ、大丈夫か氷室? 「…………、よせ」 頭を振って記憶の再生を止める。 そう、なにより。 いま学校に行って、衛宮とどういう顔をして会えば良いのかわからない。 「……なんとも。存外乙女であるのだな、氷室鐘」 我がことながら失笑してしまう。 ならば、乙女は乙女らしくせいぜい振舞うがよいだろう。 ……部屋の片隅に置かれている、トランクケースをちらりと見る。 まだ中で寝ている『あの子』には悪いけど、声を掛ける気にはなれない。 今日は一日、出かけてみよう。 いつもなら寄り付かないような場所にも、今日は行ってみたい気分だった。 ――Interlude Out 42 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg [sage] 投稿日: 2006/09/04(月) 04 11 21 『銀剣物語 第三話 氷室鐘の憂鬱、あるいは溜息』 氷室ととんでもない別れ方をした、その翌日。 俺は一時間目終了のチャイムと同時に、自分の教室の戸を開けた。 目指すは3年A組の教室。 授業が終わるなり教室を飛び出した俺を、教室の中の生徒が奇異の目で見ているが、それはこの際無視する。 目当ての人物は当然、氷室鐘その人。 目的は、昨日の一件を――水銀燈のことも含めて――謝罪すること。 休み時間は短いが、用件を告げて謝るだけの時間なら大丈夫だろう。 「あれぇ、衛宮くん?」 そんなふうに意志を固めている俺の前に、聞き覚えのある声が飛んできた。 「三枝?」 3年A組の教室から今まさに出てきたところだったのは、陸上部のマネージャーこと三枝由紀香だった。 「どうしたの? うちのクラスの誰かに用事ですか?」 「ああ、その……」 丁度いい。 三枝は、氷室と蒔寺を加えた三人で行動していることが多い。 せっかくなので、三枝に取次ぎを頼むことにする。 「氷室にちょっと用があるんだけど……悪いが取り次いでもらえるかな?」 「えっ? ……えっと、その……」 ……なんだ? 氷室の名前を出した途端、三枝は困ったように視線を泳がせる。 まるでテストの悪い点数を指摘された子どものようだ。 やがて三枝は、不安げにうつむきながら口を開いた。 「それがね……鐘ちゃん、今日は学校に来てないの」 「…………な、」 なん、だって? 「先生が、お休みの連絡も来てないって言ってたし、おうちに電話しても、誰も出ないし…… ねえ衛宮くん、鐘ちゃん、昨日どこか具合悪そうにしてなかった?」 ……三枝の言葉に、なんと言って応じたのか。 俺は、 α:呆然と自分の教室に戻った。 β:そのまま学校を飛び出していた。 投票結果 α 0 β 5 決定
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地球…青く美しく、緑の清々しい風が流れる美しいこの星は、影で遥か昔から数々の 侵略者に狙われてきていた。だが、それを退けてきた戦士達がいたのだ…。 炎術剣士まなみ 第一話「見参!天下無敵の女侍!」 ―――東京。昨日は雨だったが、今日は気持ちのいい快晴である。 その青空の下、首都圏から少し離れた三鷹市を一台のバイクが駆け抜けてゆく。 コンビニの角を曲がったバイクはそのまま桜ヶ丘大学の校門をくぐり、駐輪場に止まる。 バイクに乗っていた人物がヘルメットを外すと中から黒髪のロングヘアーが現れた。 顔立ちは清楚でどことなく凛々しさがある少女、比較的細身の身体つき。 「まなみ~おはよう~!」 この少女に知り合いと思われる人物が声を掛けた。 「おはよう、今日も最初の講義寝るかも」 答えた少女の名は新堂まなみ。この物語の主人公である。一見、どこにでもいるような 女子大生である。しかし、彼女には秘密があった…。 ―――異次元世界。常に呻くような不気味な音声が流れ、闇が渦巻き嵐が起こる 我々の住む世界とは正反対なこの空間。そこに一つ、巨大な城が全てを圧倒するかのようにそびえ立っている。 城の中心に位置する広い部屋。そこには地球人とはかけ離れた容姿の者が多数並んでいる。 そして玉座のような物にどっしりと座っている威圧感を醸し出す文字通り悪魔と呼べる人物。 彼の前に巨大な剣を背負っている鎧姿の、そのような格好でなければ、まだ地球人に似ている人物が口を開く。 「我らが偉大なる皇帝ラデス様!地球侵略準備が整いました。いつでも作戦開始可能です」 「そうか、ご苦労であった将軍バルガンよ。カイマーズ博士よ、作戦に使用する ナイトメア怪人の姿を見せよ」 白髪の還暦程度の老人が口を開く。彼もまだ地球人に似て無くはない。 「はっ。現れよ!ボムスパイダー!」 中央の床から白い煙が発生し、中から蜘蛛のような怪人が現れた。 「ボ~ムスパイダー!皇帝陛下にお目に掛かれるとは光栄であります! 我らヘルスター帝国の栄華のため、今回の作戦、必ずや成功させて見せます」 「頼もしい限りだ、ボムスパイダーよ。参謀デリックよ、異次元通信回路を起動せよ」 ラデスは比較的、若い姿のやはり地球人に似て無くない人物に命令を下す。 「了解。戦闘員コザーよ、D回路を地球方面へ繋げろ」 「ギッー!」 奇声を発しながら作業を開始する戦闘員達。作業終了後、地球には異変が生じた。 地球の各地の空に立体映像のようにヘルスター帝国世界の様子が映る。 「ねえねえ、あの空に浮かんでるの何かな?」 「さあ?なんかのイベントじゃね?」 誰もが映像が映った瞬間はあまり興味を示さなかった。が、すぐに見入ることになった。 そこに皇帝ラデス、悪魔の姿が現れたからだ。そしてラデスの悪夢の宣言が始まる。 「地球人の諸君、我々の名はヘルスター帝国。わしはそれを統べる者、皇帝ラデスだ。 唐突ではあるが、今日よりこの地球は我々ヘルスター帝国が貰い受けることとする」 突然何を言い出すんだと人々は呆れ顔であった。まだイベントだと勘違いしてる者もいる。 「信じられないのであれば信じさせてあげよう。今から日本の東京に我々自慢の ナイトメア怪人を送り込む。楽しんでくれたまえ、はっはっは…!」 宣言が終わり、空に浮かんでいた立体映像も消える。それと同時に東京では 平和な日常が一瞬にして地獄絵図と変貌を遂げた。 「愚かな地球人ども!ボムスパイダー様の力を見よ!!」 東京に一瞬にして出現したボムスパイダーはすぐさま周りの人間をちぎっては投げ、 得意の爆発性蜘蛛糸でビルを破壊していく。警察が立ち向かうが、銃弾も軽く防ぐ ボムスパイダーには意味は無く蜘蛛糸で警察官達を爆破してしまった。 この危機を救うものはいないのだろうか?いや一人だけこの世界にはいるのだ。 それが冒頭に現れたきり、今まで出番が無かった新堂まなみだ。 今、まなみは再びバイクに乗り込み自宅へ向かっていた。大事な物を受け取るために。 一部通行止め状態の場所もあったがまなみは軽々とバイクごとジャンプし それを乗り越えていく。大学からそれほど離れていないまなみの自宅。 外観は和風のお屋敷と言ったところである。庭で掃除をしている女性のとこへまなみは 足早に近寄った。 「お母さん!さっきの放送聞いた!?久々の戦いが始まるってのに、掃除なんかしている 場合じゃないよ!」 「分かってますよぉ。今の私の力じゃ立ち向かえないからまなみちゃんが 帰ってくるまで待ってたのよ。私オバサンになっちゃったし」 まなみの母親、悠美はのほほんとした表情、着物姿。 もう40代だとは思えない若々しい姿である。そして先程までの 表情と打って変わって何もかもを見通すような引き締まった表情になった。 「まなみちゃん、着いてきて」 悠美が向かった先には小さな蔵があり、中に入ってみるとすっかり埃だらけ部屋の 一番奥の棚に小さな箱が。それを開けると中には炎のような形の模様が刻み込まれた 腕輪が出てきた。それをまなみに差し出し、悠美は告げる。 「これの出番も私が現役の頃以来か…正直私はまなみちゃんが傷付くのを 見たくはありません」 「お母さん、心配してくれるのは嬉しいけど、私はこの力で大事なものを守りたいんだ。 そのために子供のころから訓練してきたんだし。今がその時なんだよ」 「分かっているわ。私はあなたの無事を祈っています。さあ『炎輪』を」 まなみが炎輪を左手首に装着する。瞬間、まなみの頭の中では炎のイメージが弾けた。 それこそ、力を継承した証である。 「お母さん、行ってきます!」 新宿駅はほぼ全壊し、高層ビルが倒れ重なり合っている。人々は逃げ出し 人っ子一人いない。すでに殺された者も多数いるだろう。 「地球はなんて張り合いの無いのだ。もはやヘルスター帝国の物というのは確定だなぁ、 ギシェー!」 他愛の無さに大笑いするボムスパイダー。その時、彼の視界に走っている女の子の姿が 入った。逃さんとばかりに瓦礫を蹴り飛ばし女の子の動きを封じた。 「助けてー!ママー!!」 「誰も助けに来るものか!お前は俺に殺されるのだぁ!」 女の子は目を瞑り死を覚悟したが、その瞬間、遠くからエンジンの音が聞こえてくる。 音はどんどん近づいていき、ボムスパイダーに体当たりをかました。 「グオッ!な、なんだ!?」 「さあ、早く逃げて」 まなみは女の子を逃がしファイティングポーズを取る。 「おのれこしゃくな!やれぇ戦闘員よ!!」 すぐさままなみを取り囲む戦闘員達。次の瞬間、一斉に攻撃を仕掛けてきた。 まなみは攻撃を受け流し、投げ飛ばしていく。怯んだ戦闘員達をすかさず回し蹴りで 倒して、ボムスパイダーを睨み付ける。 「おのれ!爆破糸!!」 吐き出してきた糸をバク転で避わし、最後に倒れた高層ビルの天辺に大ジャンプ、 その場に立ち上がる。 「炎心変幻!!」 まなみが叫び、腕を回転させ、炎輪を天に掲げるとまなみを炎が包み込む。最後に 光が発生し、炎が止むとそこには素顔は丸出しだが、頭には白いはちまき、 袴と着物、赤い羽織、そして腰には刀を提げた侍風姿のまなみがそこにはいた。 新撰組のような姿を想像してもらえればいい。 「き、貴様ぁ~何者だ!?」 変身したまなみを見て驚愕するボムスパイダー。まなみが叫ぶ。 「闇を切り裂く正義の炎!新堂まなみ!!ヘルスター帝国!地球はあんた達の 好きにはさせない!成敗します!!」 新堂まなみは炎輪の力で炎心変幻する!ではその原理を説明しよう。 まなみの身体を包み込んだ聖なる炎が戦闘衣へと変化する。炎の中から生み出された 神刀・暁一文字が現れ腰に帯刀した瞬間、まなみは炎術剣士へと変身を完了するのだ。 「ヘルスター帝国、ボムスパイダー!街を破壊し人々を不幸に陥れる…その行い! 断じて許しはしない!!」 「おのれぇい!かかれ!!」 再び多数の戦闘員が現れ突撃してくる。まなみは暁一文字を抜き、八相の構えを取る。 戦闘員達をすれ違いざまに次々と斬りつけ、あっという間に倒していく。 それでも戦闘員の数は多い。遠くから銃撃してくる。だがまなみは前転、側転で 避わしていき、右腕を前に突き出した。 「炎流波!!」 光線状の炎が飛び、敵を焼きつけてゆき、消滅させた。 戦闘員を全滅させたまなみはボムスパイダーと対峙する。格闘戦を展開、まなみは 上手く攻撃を受け流し、懐に拳と蹴りを叩き込む。さらに暁で肩、腰を連続で斬りつけ ダメージを負わしていく。しかしボムスパイダーもやられっ放しではない。 まなみの腕を糸で絡めとったかと思うと、糸を蜘蛛の巣に変え爆発させた。 「どうだぁ~!俺様の力で木っ端微塵にしてやったぞ!」 ボムスパイダーは完全に勝利を確信した。だが、爆風が止むとそこにはダメージ皆無の まなみが暁を握り、堂々と立っていた。 「なに!?あの攻撃を受けて無傷なのか!」 「爆発が起こる直前に火炎障壁を張ったのよ。張るのが遅かったら危なかったわ…。 ボムスパイダー!これで終わりよ!暁一文字!!」 まなみが刀の名を叫びながら抜くと暁が光り輝きだし、同時に宇宙刑事よろしく、 どこからか宙明節が流れ出す。まなみは怒涛の斬撃で両腕を粉砕!そして空高く 飛び上がり、暁に炎を纏わす。 「火炎大破斬!!!」 回転しながら勢いを利用しボムスパイダーを一刀両断した! 「ぬっ!?ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!」 大爆発を起こし怪人は消滅した。まなみは暁を紙で拭い、それを空に投げ刀を納める。 戦闘の様子を本拠地で見ていたヘルスター帝国は驚きを隠せないでいた。 「おのれ!…新堂まなみ、思わぬ邪魔者が現れおった!!」 「フハハハハ…バルガン、そう憤るな。これからの地球侵略、面白くなりそうでは ないか!我々を相手にあのまなみという者がどれだけ戦えるか見物だな!!」 「はっ!必ずや新堂まなみの息の根を止めてごらんにいれます」 こうしてまなみとヘルスター帝国の戦いの火蓋が切って落とされた。奴らは手強い。 命の限り、戦え!新堂まなみ!! 「解説お姉さんコーナー!初めまして!このコーナーは私がまなみちゃんや ヘルスター帝国の秘密を教えちゃうよ!第一回はまなみちゃんのプロフィール。 新堂まなみ、桜ヶ丘大学心理学部に通う19歳。明るく優しく文武両道!だけど語学だけは 苦手でしょっちゅう居眠りしているの。彼女の家系は昔っから悪い連中と戦っていて お母さんの現役時代以来、何も問題は起きなかったけど、まなみちゃんの時代に ヘルスター帝国が現れたから久々に戦いの時が来たわけね。まなみちゃんは炎の術を 操る剣士に変身して戦うの。そして今回の怪人はボムスパイダー!記念すべき ナイトメア怪人第一号。爆発性の蜘蛛の糸で攻撃してくる危険な奴!最初は 蜘蛛の怪人って相場が決まっているのかも。それではまた!」 次回予告「ヘルスター帝国の秘密を暴くため、山奥に建設された帝国のアジトに侵入する まなみ。しかし、事前に察知していた帝国側の卑劣な罠がまなみを襲う!そして現れる 怪人カマキリレーザー!次回『突入!恐怖の秘密基地』こいつはすごっ!」 突如として地球を侵略し始めたヘルスター帝国だったが、炎術剣士の力を受け継いだ 新堂まなみによってそれを阻止される。だが、戦いは始まったばかりであり、 ヘルスター帝国は次の作戦を展開しようとしていた…。 炎術剣士まなみ 第二話「突入!恐怖の秘密基地」 今日は休日。まなみは昼食を取ろうと行きつけの喫茶店・レイラへ向かう。 ここを切り盛りしている立川雪絵はまなみの良き相談相手であり、桜ヶ丘大学の 卒業生でもある。彼女は一つの話を切り出した。 「まなみもすっかり有名人だよねぇ、変身して名乗りあげちゃうなんてさぁ」 「あはは…」 初陣を華々しく飾ったまなみであったが一つ誤算があった。それは特撮ヒーローの如く 変身後の名乗りを挙げてしまったことである。まなみ本人としてもボムスパイダーの 攻撃によって既にその場には誰もいないと踏んでの行為だったが、実はまだ逃げ出せず 隠れていた人間が何人かいた。そしてその者達によって見事に正義の味方として 世間に公開されてしまうのであった…。 「あれはしまったと思いましたよ…絶対にゴーストタウンだと思ってたのに。 おかげでしばらくの間、テレビ局やら新聞社やら家に押しかけて来ちゃって…。 やっぱり、心から信頼できる人にしか正体は明かしちゃ駄目ですね、 雪絵さんみたいな」 「まあ、最初は私もびっくりしたけどね。それより正義の味方に話があるんだけど」 「なんですか?」 「私の友達が高岡山に野鳥観察に行ってから戻ってこないんだ。警察には連絡したけど 何も進展が無いのよ。だから調査に行ってもらえないかな?」 「分かりました。隼!!」 まなみの声に答えて愛車・隼がレイラの前に急行した。それに乗り込み高岡山に向かって まなみが突っ走る。その頃、ヘルスター帝国では…。 「カイマーズよ、高岡山で展開している毒ガス研究はどれほど進んでいる?」 皇帝ラデスは今回の作戦の具合を聞く。 「はっ、既に最終段階であります。あの山の鳥達は生きが良い…我がヘルスター帝国の 毒ガスを日本中にばら撒くため、鳥達を捕獲する計画であります。それに適した ナイトメア怪人・カマキリレーザーが行動を開始しています」 「カマキリレーザーが捕獲した鳥達を改造し、毒ガスを空からばら撒く…実に 面白い作戦だ!期待しているぞ」 高岡山に到着したまなみは隼を降りて捜索を開始する。 「雪絵さんの友人…名前は田無翔子さんだったかな。そんなに広い山じゃないのに 行方不明なんて、何か事件にでも巻き込まれたのか…?」 とにかく山を登ってみることにした。高岡山にはハイキングコースがあり、道に 迷うようなことは山慣れしているであろう翔子が遭難するとは思えない。 まなみはハイキングコースから外れ奥地へと向かう。 林を抜け、川原へと出る。ここはごつごつとした大きい岩だらけでちゃんと 備えていないと大怪我を負っても不思議ではない。 そこに一つの人影が現れた。 「誰!?」 「よかった…人がいた…」 「…!?もしかしてあなたは田無翔子さん?」 「何故私の名を?」 「立川雪絵さんのお友達ですよね。私は新堂まなみ、雪絵さんの後輩です」 「あっ、この前ニュースで、うっ…」 「大丈夫ですか!?とりあえずレイラに戻ろう…」 レイラに戻るとまなみは翔子の介抱を雪絵に任せた。しばらくすると雪絵が 何か引っ掛かるような顔をしながら戻ってきた。 「翔子さんは大丈夫ですか?」 「うん、しばらく休めば大丈夫だと思う。だけど翔子から聞いた話で 少し気になることがね…」 「それは一体?」 「高岡山に野鳥観察行ったのはいいけど、いつもより鳥がいなかったそうで、場所を 変えてみたそうなんだけど、奥地に行ったら怪しい格好の集団と蟷螂の化け物を 見たとかで。その集団に見つかって命辛々逃げて来たってわけらしいのよ」 「怪しい集団、蟷螂の化け物…ヘルスター帝国の仕業ね!雪絵さん、 もう一度高岡山に行ってきます。翔子さんのことをお願いします」 「分かった。気をつけて行ってきな」 まなみは高岡山奥地へと向かう。そこには明らかに最近建てられたと思われる綺麗な 建造物が。そして入り口らしき場所の前にはヘルスター帝国の戦闘員コザーがいた。 「やっぱりそうだ…ヘルスター帝国、何を企んでいるの?ともあれ潜入してみるか…」 素早く戦闘員の背後に回り、連続打撃で倒し潜入する。しかし… ヘルスター帝国のアジト内に声が響く。それは皇帝ラデスの通達だ。 「ヘルスター帝国の戦士諸君…我らの敵、新堂まなみがアジトへ侵入してきた。 発見次第、即座に処刑せよ。どんな手を使っても構わん」 潜入していることがヘルスター帝国に気付かれているとは知らず、まなみはアジトの 奥へと向かっていく。すると突然、鎖付き天井が落ちてきた。 「…!たぁ!」 間一髪、まなみはそれを避わし、次の部屋へ転がり込む。 「バレている?…こんな罠にやられちゃ堪ったもんじゃないわ」 長い通路へと出てしばらくすると、後ろから音が響きだし、段々大きく、近づいてくる。 大岩が転がってきたのだ。 「まったく…いろんな仕掛けがあるのね!」 とにかくまなみは通路を走り、途中横にあった部屋へと入り込む。 「驚いたかね?新堂まなみよ」 「…ヘルスター帝国の怪人!」 「その通り。俺の名はカマキリレーザーだ!」 「くっ…炎心変幻!!」 新堂まなみは炎輪の力で炎心変幻する!ではその原理を説明しよう。 まなみの身体を包み込んだ聖なる炎が戦闘衣へと変化する。炎の中から生み出された 神刀・暁一文字が現れ腰に帯刀した瞬間、まなみは炎術剣士へと変身を完了するのだ。 「カマキリレーザー!お前の目的は何!?」 「教えてやろう。この高岡山の鳥達を改造利用し、ヘルスター帝国の毒ガスを日本中に ばら撒かせるのだ。日本国民を死滅させた後も鳥達は我がヘルスター帝国の 空爆怪人として地球全土を恐怖で包むのだ!」 「そんなことはさせない!たぁぁぁぁ!!」 まなみがカマキリレーザーに飛び掛る。それを見たカマキリレーザーは目の前にある スイッチを押した。すると壁から青い光線が発射されまなみを拘束する。 「うぐっ!」 「まなみよ、ここは帝国のアジトだぞ?我らが有利になる仕掛けがあるのは 当然ではないか?」 「卑怯な…ああぁぁ!」 身動きが取れないまなみに対しカマキリレーザーの鎌からレーザー光線が発射され まなみを痛みつけていく。 「うあぁぁぁ…このままではやられてしまう、こうなったら…」 まなみは気を集中し、それを一気に開放した。 「火炎大津波!!」 「ぐわぁぁ!!」 まなみを中心に炎が部屋一帯を包み、まなみを拘束していた仕掛けもカマキリレーザーも 吹き飛ばされる。 「お、おのれ!ぐっ!」 「たあっ!」 暁を抜き、カマキリレーザーに反撃開始。素早く懐に入り込み、鎌を斬り落とす。 「があぁぁぁぁ!!」 「暁一文字!!」 炎が暁一文字に纏わり、宙明節がどこからか響く。連続で斬りつけたあと、 空高く飛び上がり一刀両断した! 「火炎大破斬!!!」 「カ~マカマ…ぐあああああ!!」 大爆発。まなみは捕まっていた鳥達を助け出し、アジトから脱出した。 「さあ、もう自由だよ」 鳥達は再び高岡山を飛び回った。自由を噛み締めるかのように。 「隼!!」 まなみは隼を呼び出し、装備されている破壊光線でアジトを爆破した。 後日、喫茶店レイラにて。 「まなみ、翔子がお礼言ってたよ。鳥達を助けてくれてありがとうって」 「いやぁ、そう言ってもらえると嬉しいですね」 日本を、鳥と鳥を愛する人を救った新堂まなみ。だがヘルスター帝国はこれからも 卑劣な罠で襲い掛かるに違いない。負けるな、まなみ!! 「解説お姉さんだよ!はい、今日はまなみちゃんの変身後の力を教えちゃうよ。 まず変身後は身体能力が飛躍的に上昇します。ジャンプ力が40m。 走力が100mを5.5秒で走りぬけ、変身前より多くの超能力が使用できちゃうのよ。 そして!今回登場したナイトメア怪人はカマキリレーザー!鳥さん達を 捕獲して改造しちゃおうとした悪い奴!鎌とそこから発射するレーザーが武器! でも卑怯者だから罠を利用してまなみちゃんを倒そうとするどうしようもない怪人ね。 それじゃまたねー!」 次回予告「ヘルスター帝国は、人類滅亡のため、吉川博士の発明品の秘密を暴こうとする。 それが博士の娘にあると踏んだヘルスター帝国は彼女を狙う!急げまなみ! 博士の娘を守れ!次回『帝国の魔の手!闘えまなみ!』こいつはすごいかもな」 日本全土に毒ガス空爆を企んでいたヘルスター帝国の作戦を阻止したまなみ。 だが、ヘルスター帝国は次の行動に移り出していた…。 炎術剣士まなみ 第三話「帝国の魔の手!闘えまなみ!」 東京某所にある吉川研究所。ここでは吉川忠志博士を中心に数々の研究、発明が 行われていた。そしてまた新しい発明品が誕生したのだが…。 「博士、何故このエネルレイを発表しようとは思わないのですか?」 「鍋島君…これは私にとっても最高の発明ではあるよ。エネルレイは地球環境を 汚すことなく人類に必要なエネルギー資源を確保することが出来る…だがこれは 使いようによってはとても恐ろしい物に変わってしまう。特に今はヘルスター帝国が 地球を侵略しようとしているのだ。奴らの未知の科学力でエネルレイを下手に改造でも されてみたまえ…たちまち地球侵略兵器になりかねないぞ!」 「ではエネルレイは破棄してしまうのですか?」 「いや…自分の発明品を捨てるのは科学者にとってとても辛いことだ。まるで肉親を 捨ててしまうかのようで…だから私はとある場所に隠しておくことにした」 「それはいいアイデアですね。隠し場所は?」 「悪いがこれは君にも秘密だ。さあ、また新しい研究に取り組むとしよう」 ヘルスター帝国本部。デリック参謀は皇帝ラデスに次なる作戦の説明を行っていた。 「ラデス様。今回の作戦、吉川博士の発明したエネルレイを奪取し、 それを我々の破壊兵器に利用しようとするものです」 「しかし吉川はあの発明を封印してしまうようだ。隠し場所も分からない。 どう探すのだ?」 「心配御無用でございます。吉川一家の動きを張っていれば必ず…!」 「ハンマーカブトを連れてゆけ!奴を使い、作戦を実行せよ!」 数日後の昼下がり。客足のピークは収まり、今は特に忙しい時間帯ではない喫茶レイラ。 雪絵が皿洗いをしていると男性客が一人現れた。 「いらっしゃいませ、ご注文は?」 「いえ、今日は結構です。あの、新堂まなみさんはおりますか?」 「はあ、まなみは今出ていますけど…あの子に何か?」 「私は吉川忠志と申します。科学者を生業としております」 「あなたがあの吉川博士?それでまなみへの用件はなんです?」 「私の娘を助けてほしいのです!ヘルスター帝国と戦っている新堂まなみさんにそれを お願いしたいのです。それで彼女はよくこの喫茶店へ来ると聞いたものですから…」 その頃、まなみは隼でパトロールを兼ねて街をツーリングしていた。 吹き抜ける風を浴びながら進んでいく。しばらくすると彼女は奇妙な気を感じた。 「…っ!ヘルスター帝国!?」 その感じた気の方へ向かう。場所は多摩川中流付近。まなみが到着すると そこには女の子が、戦闘員コザーに取り囲まれていたのだ。 「いやー!助けてー!!」 「大人しくしろ!貴様の持っている携帯電話をよこすのだ!」 「待ちなさい!!」 まなみが叫び、コザーに飛び掛る。一人投げ飛ばし、後ろに回ってきたコザーを裏拳で 倒す。コザーではまなみの相手にはならなかった。しかしその時、赤いスモッグと ともに一人の怪人が現れた。 「あなた、新しいナイトメア怪人!」 「その通りだ、俺様はハンマーカブトだ!!新堂まなみよ、見てしまったからには 貴様を殺す!!」 右手のハンマーで襲い掛かり、まなみは紙一重で避わしていくも、さすがに劣勢。 「炎心変幻!!」 炎術剣士へと変身し、暁一文字でハンマーを切り払い、数回斬りつけ体勢を整える。 「おのれ、まなみ!だが、次に会うとき、貴様の命は無いぞ!!」 捨て台詞を吐き、姿を消すハンマーカブト。変身を解き、女の子に事情を聞くまなみ。 「大丈夫?」 「うん、ありがとう…あたし、吉川玲奈です」 「玲奈ちゃん、どうして襲われたか理由は分かる?」 「分かんない…だけど、誕生日にパパから携帯電話を貰った日から怪しい人たちが 私のことを着けまわして来るの」 「わかったわ。とりあえず安全なとこに行きましょう」 玲奈を連れ、喫茶レイラへ向かう。 ヘルスター帝国本拠地。任務を果たせなかったハンマーカブトに激昂するバルガン。 「ハンマーカブト!よくおめおめと逃げ帰って来れたものだ!!」 バルガンはハンマーカブトに怒りをぶつける。 「バルガン様!確かに新堂まなみにやられましたが、手は打っております」 「ほう…それはなんだ?」 「まなみは喫茶店レイラに向かったようです。そこで予めレイラに 時限爆弾と…」 「なるほど…いいだろう。面白い、我ら三幹部もその様子を見させてもらおう」 夕方。レイラもそろそろ店終いの時間であった。 「まなみの奴、どこでなにしてるのか…」 「すみません、長居してしまいました」 「いえ、そんな気に気にしないでください…あっまなみ!」 玲奈を連れ、店へ入ってくるまなみ。 「あっパパ!!」 「玲奈!!」 「この子が吉川博士の娘さん?まなみ、これはどういうこと?」 「玲奈ちゃんはヘルスター帝国に襲われていて、私がなんとか助けてきました。 吉川博士、彼女にあげた携帯電話に何か細工をしませんでしたか?」 「ええ…私はエネルレイという新エネルギーを開発しました。しかし、それが 帝国の手に渡るのを恐れ、玲奈の誕生日プレゼントの携帯電話にその秘密を 隠しておきました。ですが、それが仇になるとは…すまなかった玲奈」 「パパ…いいよ、大丈夫だから」 抱き合う親子。それを微笑ましく見ていたまなみ。…その時、奇妙な音に気付いた。 「…!時限爆弾!!どこだ!?」 音を頼りに爆弾を探し出すまなみ。音は観葉植物の後ろ側から出ていた。 「見つけた!!博士、この爆弾を解除出来ますか?」 「分かりました、こんなものの解除ぐらいなら朝飯前です」 吉川博士に爆弾を解除してもらう。解除は無事に終わった…だがすぐ次の瞬間、 爆弾本体から赤煙が噴射される。 「うっごほ…なに!?」 「きゃああ!助けてパパ!」 「玲奈!!」 どこからか玲奈の助けを呼ぶ叫びが響き、変わって不気味な声が鳴り響く。 「ふふふ…吉川博士。可愛い娘の命が惜しければ品川の第六ビルに来い!」 それを聞いた吉川博士はすぐに歩き出した。 「あっ博士!行っちゃ駄目です…あぐっ…!」 「まなみ、貴様はしばらくは動けんぞ。さっきの煙幕は貴様にだけ効力がある 神経麻痺ガスでもあるのだ」 まなみはただ見ているだけしか出来ず、煙幕が止むとそこに博士も玲奈も居なかった。 「うっ…博士…玲奈ちゃん…」 「まなみ!無理しないで!」 第六ビルに向かった吉川博士。そこにはハンマーカブトに戦闘員コザーの姿が。 「約束どおり来たぞ、娘を返してくれ!」 「返すのは構わんが…その前にエネルレイを十分に発揮できるようにこの機械を 完成させろ」 ハンマーカブトが取り出したある機械。見た目はバズーカ砲のようであった。 「これは…貴様達、エネルレイを兵器にする気だな!」 「その通りだ。さて博士、これをやらなければ娘の命は無いぞ…!」 娘の命には代えられない、仕方なく博士はエネルレイを使用したその兵器を完成させた。 「ははは!これでいい。さてさっそく…」 「そうはさせない!!」 驚くヘルスター帝国の面々。声のした方にはまなみがいたからだ! 「貴様!あのガスでしばらくは動けないはず!」 「そういつまでもお昼寝してるほど、暇じゃないのよ。炎心変幻!!」 新堂まなみは炎輪の力で炎心変幻する!ではその原理を説明しよう。 まなみの身体を包み込んだ聖なる炎が戦闘衣へと変化する。炎の中から生み出された。 神刀・暁一文字が現れ腰に帯刀した瞬間、まなみは炎術剣士へと変身を完了するのだ。 「暁一文字!!」 早々に決着を着けようとしたのか、火炎大破斬の体勢に入った。しかしいつもの宙明節は 鳴り響かくことはない。まなみはハンマーカブトを一刀両断しようと剣を振りかざす。 「火炎大破斬!!…なにっ!?」 「ぐははは!なんだそれは!!」 まなみの必殺技は効果が無く、吹き飛ばされてしまう。 「新堂まなみで新兵器エネル光線を試すのだ!」 「了解!」 ハンマーカブトの指示を受け、コザーはエネル光線搭載バズーカをまなみに発射する。 「ぐっ!?ああぁぁぁぁ!!」 「苦しいか、新堂まなみ!そのまま死ねぇ!!」 エネル光線を浴びせられ、徐々に消耗していくまなみ。勝利を確信し高笑いする ハンマーカブト。まなみの目が虚ろになっていく。しかし突然、光線は解除された。 「これはいったいどういうことだ!吉川!貴様何か細工をしたなぁ!?」 「その通りだ。それはしばらく発射すると止まるようにしておいた。そして…」 バズーカは大爆発を起こした。回りの戦闘員は全滅。ハンマーカブトも傷を負う。 突然のことで防御することが出来ず、ハンマーカブトはのたうち回った。 最後の力を振り絞り立ち上がるまなみ。 「今しかハンマーカブトを倒すチャンスは無い!たぁ!!」 「や、やめろ!!」 まなみは空高く飛び上がり、右足に炎の気を集中させた。 「火炎閃光キィィィィィック!!!」 「ぐわあぁぁぁ!!あと一歩のところで…!!」 大爆発。ハンマーカブトは木っ端微塵に吹き飛んだ。そしてまなみの目の前に 姿を現す三幹部。 「あんた達は!?」 「俺はヘルスター帝国の戦闘将軍、バルガン」 「わしはカイマーズ。ヘルスター帝国最高峰の科学者だ」 「そして私が参謀を勤めるデリックだ。新堂まなみ。貴様はよく戦えるものだ。 大人しくしていれば命だけは助かるものを…」 「黙りなさい!地球を蹂躙して人の命を虫けらのように扱うお前達と戦うのが 私の使命です!これからもどんな手を使ってきても倒してやるんだから!」 「勇ましいな。だが地球は必ず我々ヘルスター帝国が頂く。精々頑張りたまえ…!」 そう言い残し、三幹部は姿を消した。 玲奈は第六ビルの倉庫に閉じ込められていた。吉川博士は彼女に危険が及ばぬよう、 普通の携帯電話を改めてプレゼントすることにした。博士自身は、また新しい研究を 始めるようだ。そして喫茶レイラにて玲奈へ改めて誕生日会が開かれるのであった。 「良かったね、玲奈ちゃん」 「うん!」 「解説お姉さんコーナーだよ!今回はまなみちゃんの変身後の力その2! パンチ力、キック力はすごいパワーアップしてて、鉄柱も折れるとか! 炎を使った技が多いまなみちゃん。牽制技の炎流波という光線技に炎を身体の一部に 纏わせての格闘攻撃。最大必殺技は火炎大破斬だよ。 今回登場したナイトメア怪人はハンマーカブト!強力なハンマー攻撃に まなみちゃんの必殺技も効かない強靭なボディの持ち主です! 博士を脅して兵器を作らせるとにかく悪くて恐い奴!!」 次回予告「ヘルスター帝国はまなみを倒すために新たなナイトメア怪人である フリーザーゴリラを使い廃工場にまなみをおびき寄せ、処刑しようとする。 そして帝国の東京攻撃が始まろうとしている!まなみよ蘇れ!! 次回『まなみ処刑作戦!冷凍怪人の恐怖!』次回も見てね!」
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530 :名無しさん@ピンキー [sage] :2009/05/08(金) 03 09 44 ID j71/dOW4 この世には、色々なヤンデレが存在する(色々と言っても、根本的な所は同じだが) ゴイスーな能力を持っていたり、ロリロリだったり アンドロイドであったり、身体能力がやたら高かったり 盗聴と盗撮に長けていたり、国内の有力者の令嬢だったり ポ○モンだったり 十人十色というべきか…そんなところだ、うん 彼女ら…もといは「ヤンデレ」とはある意味、純粋な愛情表現の一つと言えるものだろう 好きな人を獲られたくない、他の女には触らせない、たまに他の女と話させないというのもある 彼女らには一定のテリトリーがある、ソレを超えない限り彼女らはいたって温厚だ ただし、一度でも超えてしまうと「ヤンデレ」たちは行動を開始する ま、見てる分にしては面白いが…自分だと…なぁ? そんな素晴らしい彼女ら「ヤンデレ」に惚れられた男達は……いや、語るまい さて、ムダ話はここら辺にして、話をコチラ側に戻そう 俺とアヤちゃんはファミレスの奥の方の席に居る ココなら、色々と話しても他人には聞かれないだろう アヤちゃんはというと、オーラが非常に暗い状態で俯いたままだ まいったな…ファミレスに連れて来たのはイイが どう、話を切り出したものか…てか何の話をすればいいんだ? 世間話?面白話?何でもいいか… 人の恋路に深入りするのはいいことではないが ここでアヤちゃんと話をしておかないといけない 自分で言うのもアレだが、俺は鼻が利く方だと思っている ここで話しておかないと後々不味い事になりそうな予感がする だが、いくら鼻が利いても、話しかける言葉が出てこないとは我ながら情けない 531 :名無しさん@ピンキー [sage] :2009/05/08(金) 03 11 25 ID j71/dOW4 たとえ、言葉が見つかっても話の進め方にも気をつけないといけないな 先ほどの表情といい、呟きといい アヤちゃんは「ヤンデレ」であろう…あくまで推測だが タイプは恐らく「スタンダート型、攻撃的思考」のヤンデレだろう このタイプは変に捻くれていない分、行動や思考が単調であり、手の込んだトラップよりも 実力行使を行いやすく、自分の…… 「…タロウ君」 「はい?」 アヤちゃんに急に話しかけられて、声が裏返ってしまった アヤちゃんから話かけてきた、脳内解説中に不意打ちをされるとは… しかしアヤちゃんから話し掛けてくるとは考えもしなかった なにせ、あのオーラで俯いたままなら、誰も話し掛けてくるなんても思わないだろ 今のアヤちゃんの様子は…相変わらず暗いが、何処と無く黒い感じする 何というか…こう、キレイな黒い感じじゃない、とても嫌な黒い感じ 「…タロウ君は…私の味方だよね?」 「へ?」 「味方だよね?…いつも、アっちゃんと上手くいくように手を貸してくれてたし 味方でしょ?ねぇ…いつもいつも、わたしたちを手伝ってくれたもんね だから、私とアっちゃんの味方だもんね、だからあのアっちゃんの妹のクソ猫も」 「ストーップ!!」 「どうしたの?タロウ君?」 「味方って…そもそも、敵は居ないんじゃ…」 「何を言ってるの?アっちゃんに言い寄る女は全部敵だよね?それとも… それとも…私とアっちゃんを裏切るの?他の女の肩を持つの?私とアっちゃんの仲を裂くの? タロウ君はそんな事しない…よね?…味方だもんね?タロウ君は信用してるよ あ…まさかとは思うけどあんなアっちゃんにくっついてるクソ猫を擁護したりしないよね? もししようとしていたら…ソレはよくない事だよタロウ君、いまならまだ考えを改めれるよ? タロウ君は私とアっちゃんの味方、いっしょにワルモノを退治しよう?」 「…ま、まずは落ち着いて」 「私は落ち着いているよ、タロウ君のほうが落ち着いていないよ」 ごもっとも… これで、アヤちゃんは「ヤンデレ」確定だ 確定したからといってどうという事はないが、 自分は『「ヤンデレ」の相手をしている』ということで少しは心に余裕が持てる 後は、慎重に言葉を選びつつ…とかいっても、現に俺はビビッてしまっている 先ほどの言動が証拠だ、「落ち着いて」などと何の意味も無い事を言ってしまった 532 :名無しさん@ピンキー [sage] :2009/05/08(金) 03 12 25 ID j71/dOW4 落ち着くのは俺の方だ…現状を把握してと さっきのアヤちゃんの言葉からして、他の存在に対して敵対心をむき出しにしている 俺はかろうじで信用されているらしい そしてメイちゃんへの強烈な敵対心 「こうしてる間にもクソ猫とアっちゃんが一緒にいるんだよ、アイツが無防備なアっちゃんを 放っておくワケが無い、発情したクソ猫が何時手を出すか」 「いや…メイちゃんとアツシは兄妹で、仲がいいだけで男女のそう言ったのは無いと思うよ」 「関係ないよタロウ君、兄妹とか以前に…男と女じゃない!兄妹だからって関係ないよ!! あのクソ猫はアっちゃんに発情してるような悪い猫、早く駆除しないといけない はやくしないとアっちゃんが汚されちゃう、一刻もはやく駆除しないと!!」 「…いやだから、そういうのは無いって」 「…タロウ君ウソは良くないよ、あのクソ猫がアっちゃんがスキなの知ってるんでしょ?」 「え?いや…それは…その…」 「…知ってるよね?だから早くなんとかしないと早く駆除しないといけないのは解るでしょ アっちゃんが汚されてしまう…私のアっちゃんがぁぁああ!!」 やばい…アヤちゃんがヒートアップしてきたぞ このままだと店を飛び出して、メイちゃんを駆除しに行ってしまうかもしれん それだけは、何としてでも避けなければいけない 最悪の出来事は想定するだけで起こしてはならないのだ なんとかクールダウンさせないと…正攻法でいってみるか? アヤちゃんには悪いが、彼女はとてもマトモな状態とは言えない そんなアヤちゃんに普通に話が通じる可能性は低い… 「アヤちゃん、自分の言ってる事の意味がわかって言ってる?」 「何?」 「人を傷つけるような事はしてはいけない」 「傷つけるのはイケナイ事?私のアっちゃんに手を出そうとしているのに?」 「そうだ、そんな理由で人を傷つけてはいけない」 「そんな理由??そっか…そっか、タロウ君は味方じゃないんだ…私とアっちゃんの仲を邪魔する ワルモノになっちゃうんだ、だったら…」 「ち、ちょっと!!ちょっと待った!!俺は2人を応援してるし、だからこそその… 事件が起こるような事は避けた方がいいんじゃないかなー?って」 「ソレも一理あるね、あんまり目立ったら私にもアっちゃんにもよくないね、 てっきり変な事、言い出すから裏切られたのかと思っちゃった、タロウ君がそんな事するハズ 無いの、に私とアっちゃんの事を思うからこそだよね」 あぶないあぶない… アヤちゃんはいつの間にか握り締めていたフォークをテーブルに置いた …あやうく、俺が駆除されるところだった 533 :名無しさん@ピンキー [sage] :2009/05/08(金) 03 13 20 ID j71/dOW4 「でも、やっぱりアっちゃんに近づいてくるクソ猫共は駆除しないと…」 またもや駆除理論を語り始めたアヤちゃん 聞くフリをして、少し頭をスッキリさせよう 脳内のキャパに少し余裕が出てきたところで、考えよう 何故アヤちゃんが「ヤンデレ」となってしまったのか 「ヤンデレ」は比較的何か過去に大きな 人間の性質を変えてしまう位の出来事がありソレがトラウマとなって 「ヤンデレ」と化す…たまに例外はあるが アヤちゃんについては彼女の人生は俺が知る限り、今まで何も問題は無いはず トラウマと言えるモノもなし 「ヤンデレ」になる条件が整って無い…あくまで俺の持論だが とすれば…危険だが「押し」で行くか 「なぁ、アヤちゃん?」 「何?」 「もしアヤちゃんがメイちゃんを駆除出来たとする、そしたらアツシはどう思うだろうな?」 「どう?そんなの決まってるよ、アっちゃんは感謝してくれるハズだよ!」 決まってる…か、だが怯んではいけない「押し」だ 「警察はどうする?それにアツシの親御さんたちは?それにアヤちゃんの親御さんだって…」 「そんなのは関係ないッ!!関係ないのッ!!」 「関係ないワケないだろ」 「私はアッちゃんだけ居ればイイのッ!!他の奴等はいらないッ!!関係ない!!」 「そんなの許されるわけ無いだろ」 「関係ないって言ってるでしょ!!私は…アっちゃんが」 ああ!!もう!!ラチがあかない!! 「このッ…バカヤロウ!!」 ―パシィィ 「我侭いってんじゃねぇよ!お前一人の勝手で皆を不幸にすんのかよ!そんなの許さねぇ!」 「ッ………」 「アツシはそんなことされても絶対喜ぶはずがねぇんだよ!アイツはそんな人間じゃねぇ!!」 「・・・」 「だからよ……あ…」 ………我に還る…………もしかして、俺ってばやっちゃった? 534 :名無しさん@ピンキー [sage] :2009/05/08(金) 03 14 01 ID j71/dOW4 現状把握!!…頭をクールダウン!! 右手には嫌でも人を叩いた感触がのこっている 俺の右手はアヤちゃんの左頬を、結構強めにビンタしてしまったようだ 熱くなって、つい手が出てしまった…最悪だ この程度で感情が爆発するなんてガキか俺は…最低だ ココが奥の席でなかったら大変なことになっていただろう アヤちゃんは叩かれた方の頬に手を当て、目に涙を浮かべて 俺をまっすぐ見つめてこう言った 「でも…でも…それでも、私はアっちゃんがスキだから…」 と、 ものすごく気まずい…全身から罪悪感がじわじわ染み出してきた アヤちゃんはポロポロと涙を流しながら 「私は、アっちゃんと一緒に居たいだけなのに…」 「アヤちゃん…えっと…叩いたことは謝る…ゴメン」 「ううん…いいよ、私が悪いの…タロウ君の言ってる事は正しいよ、正しいけど… 気持ちが抑えられないの、頭では理解してるのに、 アっちゃんが他の人に取られるかと思うと…気持ちが抑えきれないの」 「でもさ、抑えきれないからって人を傷つけるのはダメだ」 「・・・・・・・・・」 「あのさ…何て言うか…もっといい別の方法があるはず!」 「…・・・・・・」 「ほら例えば…ええと…いや俺も協力するからさ!2人が上手くいくように!!」 「…うん」 アヤちゃんがすっかり大人しくなった、変なオーラも無し! コレは「押し」が成功したということなのか? まぁ・・・多少想定外なコトが起きたが、 結果オーライということで、ああ…罪悪感が押し寄せる… 535 :名無しさん@ピンキー [sage] :2009/05/08(金) 03 16 34 ID j71/dOW4 「さっきはマジでゴメン」 「・・・・・・・・・」 「お腹へってない?…お詫びに奢るから…何か食べる?」 「…ハンバーグ」 「りょーかい」 食事を済ませたあと俺はアヤちゃんを家まで送り届けた 道中では叩いた事を何度謝った事か…10回以上謝ったな 最初は暗い表情だったけど、俺がバカしてるうちにいつもの表情になり アヤちゃんの家に着く頃には普通に笑ったり、話したりできた 別れ際に 「今日は…えーと…その…助けてくれてありがとう」 の言葉と最高級の笑顔を貰った、俺には勿体無いな… さぁて… 自宅近所の公園に立ち寄り、自分以外はこの公園に誰も居ない事を確認する ベンチに座り携帯を取り出し電話をする、相手?相手はもちろん・・・・・・ 「オイーッス、何用だタロウ」 「よう、アツシ…実は話しがあってよ、俺んちにの近くの公園まで来てくれ」 「えらくテンションが低めだな!街でなんかあったか?」 「ちょっとな」 「らしくないなタロウ、まぁいいか…すぐ向かう」 「おう」 ふぅ…やっぱ色々と話しておかないとダメだろ アツシに話しておけば最悪の事態は避けられる可能性は上がるだろう それでも………ダメなときは俺が意地でも何とかしてやるさ 俺は自分の中でそう覚悟を決めた
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〜 第三話 軍隊 〜(ここからずっとツィオン視点) ツィオン「軍隊の方なんですか?」 軍人「ああ。今日は歓迎会だろ?」 と聞いてきた。確かに、歓迎会だ。僕は、その軍人が遊びに来るなんて、信じられない。 ツィオン「僕は、今日からこの町で暮らす事になったんです。」 軍人「レーサー希望者か。」 ツィオン「はい。」 軍人「軍隊になるより簡単だからな。」 ツィオン「へ?簡単?」 と、一瞬僕は、その軍人が答えた言葉を疑った。 軍人「どちらも、言えないほどの苦労をするけど、軍隊が一番辛いんだ。退役する人だって存在するほどだ。それに比べて、レーサーはレースの厳しさを学んだりするが、厳しい訓練とかはしなくていいからな。」 ツィオン「そういう貴方は…。」 軍人「階級は中佐だよ。今はまだ。」 ツィオン「そうですか。」 と返事をしたところで、カー坊が僕を探している。 ツィオン「そろそろ、歓迎会が始まります。客席にいて下さい。僕は、これから歓迎会の打ち明けに行ってきます。」 軍人「頑張れよ。」 ツィオン「はい!」 そして、走ってそのカー坊の元へ走り出した。 カー坊「来たか。かなり素晴らしい服装で来たな。」 ツィオン「僕の年齢を知っていて、それですか?」 カー坊「15でしょ?」 ツィオン「はい。」 カー坊「じゃ、来て。」 と連れて行かれたのだけど、そこは会議室ではなく、まるで芸能人や、演奏学部たちがいそうな空間だった。そこに連れてこられた僕は、不安を覚えた。 カー坊「安心して。自分の本心を告げればいいのよ。」 ツィオン「え?」 カー坊「本心を告げるのよ。逃げるために来ただけでは、おかしいわよね?」 ツィオン「…レーサーになって、稼ぎたい。それだけなんだ。本当は。」 カー坊「家族は?」 ツィオン「それは…流石に…。」 カー坊「そう。」 そして、僕は会場に視線を向けた。ようやく始まるようだ。そのファンファーレのような音と共に、その司会者…つまり、マリがやるようだ。 マリ「今日は歓迎会を行いたい。盛大な拍手の準備をお願いする。」 と、そう告げると、僕も、準備を整える。カー坊はすでに術で定位置に到着しているようだ。 ルイ「では、主役の登場だ!」 と告げたとき、僕は歩き出した。丁寧に、そして相手を意識して。盛大な拍手の中、僕は…一つの目的を果たす事を、考えていた。 マリ「本日より、この町で過ごす事になった、ヴォルケンクラッツァー・ツィオン=ペルフェクだ。以下、ツィオンだ。頼むぞ。サポートも忘れずに。」 ツィオン「初めまして。ツィオンです。よろしくお願いします。」 マリ「彼はやる事があるため、この町で住む事となった。彼の兄弟は、ほとんどのタイトルを総ナメにしたという。しかし、三つの大きな戦いが残っている。それは負担がかかるが、ツィオンにやらせるという話になった。」 ルイ「これ三つで完全に制覇となる。しかし、終わればどうなるか、それはわからない。」 マリ「では、その三つの大きな戦いを前に、意気込みは?」 と告げた。そして、僕は、本当の事を言えない事を初めて知った。 ツィオン「必ず、制覇します。2000GTを、他人に預けて。」 マリ「2000GTはレースカーでは無いのか?」 ツィオン「自らが選んだわけではないのです。兄が選んだからです。この車を、壊したくないからです。」 ルイ「では、一台贈呈されると聞いていませんでしたか?」 ツィオン「聞いてなかったよ。」 マリ「ホンダ社のレイブリッグ NSX(JGTC)(P.469)を贈呈する。」 ツィオン「ありがとうございます。」 ルイ「では、ツィオンの完全制覇に、夢を抱きつつ、楽しんでいただいてもらいたい!」 と宣言した瞬間、我先にと食料を食べていた。僕も、もちろん席で食べ物を食べるけど。だけど、一つ嘘を抱いていた。完全制覇してしまったら、元の家に戻らないといけないという事があったのだから。それは、家族が決めた事。だから、逃げたらダメだ。 ツィオン「…ありがとう。」 幸せな日が終わりを告げたくないと、本心思った日でした。
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前回までのあらすじ OK!つぎに進もうぜ! 本編 ここまで来るのに夢中すぎて気付かずにいたけれど、 新しい世界への扉のカギは知らないうちにゲットしていたよ。 カンナ「さぁ、ポケモンバトルよ! ルールは1対1.どう、分かりやすいでしょ?」 コーラ「ああー、カンタンだ。 これならさすがの俺でもヘソで九九を問いちまうぜ!」 カンナはフリーザーを繰り出した! フリーザー「フリィィィィザァァァァァ!!!」 コーラ「強ぇんだよ、強そうなんだよ! 出ろ、キング!」 キング「ぬおおおおお!!!」 フリーザー「フ、見事に弱点を突いてやる!」 キング「そいつはどうかな?」 フリーザー「これでもそう言ってられるか!?」 フリーザーの吹雪! キング「とりゃああああああ!」 フリーザー「バカな!? 突進してきた!? モロに弱点攻撃なんだぞ!?」 コーラ「これが自慢のワザ『不見向(むこうみず)』だ」 キング「そんでもって、喰らってみるか! この超ヘヴィ級の俺の『体当たり』!!」 フリーザー「グハ…ッ!」 カンナ「なんてことを!」 コーラ「これがこいつの力だ!!!」
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105 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/05/12(水) 14 44 47 ID +7NZkhJf カタンカタンと、電車は一定のリズムを刻んで進んで行く。 夕方時の静かな車内は、凍てついた外界とは対照的に暖かい。 ふくらはぎを撫でる温風が、私の冷えた足を温めようと躍起になっていた。 車内の席は全て埋まっていた。 帰宅途中の学生、うたた寝している老人、くたびれたスーツを着た中年サラリーマン。みんな、どこか疲れた顔をしていた。窓から差し込む夕日が、顔に影をつくっているからかもしれない。 私は、心地良く振動する座席に身を預けて、ぼんやりとそれらを眺めていた。 一瞬、自分が何をしているのかわからなくなる。 いきなり違う世界に放り込まれたような、そんな感覚。 けれど、まだ咥内に残る鉄の味と右側頭部の疼痛が、そんな私を叱咤した。忘れるな、と。 そこで思い出す。 そうだ。私は今田中キリエの所に向かっているのだった。 水面に浮かび上がっていく気泡のように、じんわりと思い出されていく記憶。 まず思い浮かんだのは、昼休みに見た、マエダカンコの穿いていた下着だった。意外と子供っぽいデザインだったのをよく覚えている。 次に思い出したのは、彼女から喰らった回し蹴りだ。あれは痛かった。気絶するかと思った。 そんなことを回想しながら、私はハーっと息を吐いて、さらに深く座席にもたれかかった。 油断するとそのまま眠りに落ちてしまいそうだった。私は昔から乗り物に乗ると眠くなる癖がある。そして、未だにその癖は治っていない。 私は靄がかかった思考で、ゆっくりと今日の放課後のことを回顧した。 マエダカンコとのちょっとしたやりとりを。 106 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/05/12(水) 14 45 22 ID +7NZkhJf 今日の放課後のことだ。 「鳥島タロウ居るか?」 突如、教室内に響き渡ったハスキーボイスはクラスの和やかムードを一瞬で瓦解させた。 同時に、教室の時間をも止まらせた。 時間を止まらせた、というのは決して比喩などではない。文字通り本当に止まったのだ。 机に座って談笑していた生徒も、教科書やノートを鞄の中に詰め込んでいた生徒も、今から部活に行こうと意気込んでいた生徒も、みんなピタリと、まるで蝋人形のように固まってしまった。凍り付いたと換言してもいいだろう。 教室の温度も一気に下がった気がした。もしかしたら暖房も止まってしまったのかもしれない。 そんな、一気に大氷河期にへとタイムリープしてしまった教室の中。当の私は机の下に隠れていた。 咄嗟の判断である。彼女の声を聞いた瞬間に身体が自然に動いていた。これは手を抜かずに真面目にやってきた防災訓練の賜物だと思う。 私は机の脚を両手で握りしめ、少しだけ顔を上げてみた。 ハスキーボイスの発生源、マエダカンコはギラついた目で教室を一周させた。しかし、私に気付いた風ではない。 どうやら、この瞬時の機転により彼女の位置からでは私が見えないようだった。 これは千載一遇のチャンスだ。 私は机の下から、こっそりと机上の鞄を持ち込むと、彼女のいない方のドアまで、腰を屈めて歩いて行こうとした。 「おい、そこのお前。鳥島タロウの席はどこだ」 疑問形なのか命令形なのかイマイチわからない口調で、マエダカンコは近くの女子に尋ねていた。 女子生徒はヒッと軽い悲鳴を上げてから、震える声で言った。 「あ……あそこに……」 と、指を指すその先には当然の如く私が居た。 隠れているものもピンポイントで見られては見つかってしまうものだ。 「鳥島タロウ、来い」 今度は間違いなく命令形だった。 「……はい」 私は立ち上がって、のろのろと彼女のもとへと歩いていく。 クラスメイト達は固まりながらも視線だけは私に向けていた。 尋問されていた女子が申し訳なさそうに私を見ている。彼女を責める気は毛頭ない、あんな風に聞かれては誰だって答えてしまうだろう。 なので、私は安心させるように、にこりと微笑んでやった。 こうして私は、赤紙を出された次男坊のような心持ちで、マエダカンコに再び拉致されていったのだった。 107 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/05/12(水) 14 46 32 ID +7NZkhJf 彼女に連れて来られたのは、私が昨日、田中キリエの恋文を読んだ場所でもある非常階段であった。 また自販機前だろうと思っていた私は少々拍子抜けをした。 「言い忘れたことがあった」 と、マエダカンコは切り出す。 「昼休みのこと、キリエには黙っていろ」 簡潔に出された彼女の勅令に、私は「はあ」と曖昧な返事をした。そして、一応助言してやる。 「それは構いませんが、仮に私が黙っていたとしても、結局は田中さんに伝わっちゃうと思いますよ。私とマエダさんが昼休みに会っていたことは、それなりに広まってるみたいですし」 さっきの教室での級友達の態度を見ればわかるだろう。 しかし彼女はあっけらかんな態度で続けた。 「違う。私が言ってるのは昼休みにお前と会ったことじゃない。昼休みにお前と話した会話の内容だ」 「会話の内容?」 私は問い直す。 「ああ。キリエに関する会話全てだ。後それとお前、私のことをマエダさんとか馴れ馴れしく呼ぶんじゃない」 「わかりました。それじゃあ、カンコさ――ごぐぁっ」 無言で腹パンされた。 「次、その名で呼んだら殺すからな。と、話を戻すが、要は私がお前にキリエと付き合えと指示したことをキリエには言うなってことだ」 あれは指示じゃなくて脅迫ではなかろうか。なんてことは言えない。 「あくまでキリエに告白し直すのはお前が自分で考え、自分で判断した、全くの独断ということにしろ。私のことを聞かれても一切合切話すな。わかったな」 マエダカンコはそう念を押したが、私には彼女の言いたいことがイマイチわからなかった。 「どうして話しちゃいけないんですか?」 「はあ?」 彼女は呆れた目で私を見た。出来の悪い生徒を見るような目だった。 「何言い出すかと思ったら……。あのなぁ、今日いまからお前がしに行く告白がお前の意思じゃなく、私の指示によるものだってことをキリエが知ったら、私が無理矢理お前に告白させたみたいでキリエも素直に喜べないだろうが。そんなこともわかんないのか?」 「なるほど」 私はポンと手を打った。実を言うと、よくわかっていない。 108 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/05/12(水) 14 47 10 ID +7NZkhJf 「わかりました。つまり、昼休みのことを田中さんには話すなということですね。ですが、それでは昼休みの逢い引きはどう説明――ぐごぁっ」 「逢い引きじゃねえだろーが。さっきから思ってんだが、わざと言ってんのかテメェ。そうだとしたらマジで殺すぞ。 「昼休みのことは、もしキリエがそのことを知ったら、私から適当に話しておく。お前のことがムカついたから殴った、とでも言うさ」 「……わかりました」 ムカつくから殴った、で彼女は納得するのだろうか。 「話はこれで終わりだ。わかったんならさっさとキリエのとこ行ってこいよ。それじゃあな」 そう言い残して、彼女は台風のように去っていったという訳だ。 とまあこんな感じのことがあって、私は今のように、いつも利用する路線とは別のものに乗り込んで、殊勝にも田中キリエのもとへと向かっているのだった。 電車の速度が徐々に落ちていき、噴出音と共に扉が開いた。 ご老齢の方が乗り込んできたので、私は席を譲った。 ありがとうございます、と礼をされ、それに笑顔で返した。 そのまま扉近くまで移動し、高速で変化していく光景を眺める。 今まで告白云々と色々語ってきたが、正直、田中キリエが告白を受け入れてくれるかどうかも、私にはまだわからなかった。 なにせ、私は昨日一度彼女の告白にノーと言っている。 そんな男が昨日の今日で、やっぱ付き合ってください、なんて言っても彼女からしたら、今更なんだと思わざるを得ないだろう。断られる可能性だって決して低くはない。 まあ、自分としては今後のことを考えると、断ってもらったほうがいいのだけれど。正直、マエダカンコのことを考えるとこの先気が重い。 でも、仕方がない。 私は思う。 これが青天の霹靂であるにしろ、ともかく、私はもう約束してしまったのだ。こうなれば、もう乗りかかった船だ。与えられた任務は最後まで遂行しようと思う。 そう私が決意した時、ちょうど電車は踏み切りの前を過ぎった。 カーンカーンと情けなくなっていく電子音が、しばらく耳の中で反響していた。 109 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/05/12(水) 14 47 44 ID +7NZkhJf 目的の駅に着き、私は駅を出た。 あまりの寒さに思わず身が震える。 初めて来る街だった。私の住んでいる街より、幾らかグレードが高いように感じた。高級とまではいかない、中級住宅街といったところか。 マエダカンコから聞いた住所はまだ覚えている。田中キリエは何処かのマンションかアパートの三○一号室に住んでいるらしい。 見馴れない街並みではあるが、適当に電柱に印された住所でも見ながら歩いてれば、じきに辿り着けるだろう。 そんな楽観的な考えを持って、私はのんびりと街の中へと歩き始めた。 結果から言おう。どうにもならなかった。 理由は三つある。 一つ、土地勘が全くないこと。 二つ、郊外のベッドタウンだけあってマンションもアパートも異様に数が多いこと。 三つ、彼女の苗字の“田中”だ。 全国でも多数存在するその姓名は思ったより私を悩ませた。 田中と書かれた表札を見る度に、田中キリエとは違う田中さんだと理解しているのに、身体が一々反応してしまうため、頭が疲れるのだ。 そんなこんなで十二軒目の田中さんを発見した頃、私は駅前まで帰還してしまうという摩訶不思議な現象に陥ってしまった。 「迷いの森か何かなのか此処は……」 今現在、私は駅前の精悍な顔つきをした男性の石像の前に座り、疲れた足を休めていた。 気分はまるで青い鳥を求める少年だ。まだ青い鳥すら見ていないけれど。 おもむろに空を見上げる。 太陽はもうすっかり傾いてしまって、水平線の向こうからゆっくりと黒が侵食し始めていた。 夜間に人の家を訪ねるのが失礼なことくらい、さすがの私でも心得ている。 「これじゃあ今日は無理かな……」 そんな弱音を吐いていると、不意に金髪が脳裏を過ぎった。 私はがっくりと肩を下ろした。 やっぱり今日中にやんなくちゃダメだよなあ。殺されるんだもんなあ。 けれど、このまま闇雲に歩いてても徒労に終わるのは目にみえている。果たしてどうするべきか。 幾らかの逡巡の後、私は疲れた足をバンと叩き、いきなり立ち上がってみた。 こんなとこで座ってたって何も始まらない。闇雲でもいいからとにかく歩こう。 と、珍しくやる気を出したところで私は、あっと悲鳴を漏らす。 なぜ今まで気づかなかったのだろうか。 私の目の前には駅前交番があった。 110 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/05/12(水) 14 48 17 ID +7NZkhJf 目の前には、建てられて間もないだろうマンションがあった。 その建造物は、全体的に四角い形をしていて、備えられている窓や扉も全て真四角だった。階数もきっかり四つだ。今風の小洒落たデザインで、白の漆食で塗られた壁には汚れひとつない。 私はまじまじとそのマンションを見上げた。 サイコロみたいな形をしているな、と思った。 エントランスに足を踏み入れる。 外の壁の真っ白さとは対照的に、中の壁は全て黒めの剥き出しのコンクリートブロックで埋められていた。 世間ではこういうのがお洒落なのだと言うのだろうけど、季節が季節なのだけに、今の私にはただ寒々しいだけだった。夏にはちょうどいいかもしれない。 最新のマンションにも関わらず、オートロックは常備されていなかった。そういえば監視カメラも見当たらない。意外とセキュリティ関係には手を抜いているみたいだった。 エレベーターを使わずに、横に備え付けられた階段を使って三階まで上る。 三階の角部屋に田中キリエの家はあった。 私は、その真四角の扉の前に立ち表札を見る。 表札の“三○一”の番号の下には“田中”とポップ体で書かれた名前があった。 やっと辿り着いたんだなあと、感慨深いものが込み上げてきた。気分はまるで母を求めて三千里、だ。 夕日は既に落ちてしまっている。 腕時計を見ると、時刻はもう既に七時を越す頃だった。思っていたよりも時間が経っている。 善は急げだ、と私は表札の下に設置されていた呼び鈴を押した。 ピンポーン、と間のぬけた音が扉越しに聞こえる。 確かに、聞こえたのだけれど 「…………?」 誰も出ない。 気づかなかったのだろうかと思い、念のためもう一度だけ鳴らしてみる。 ピンポーン。 再び呼び鈴が鳴るが、やはり何の反応も返ってこなかった。 呼び鈴はちゃんと鳴っているし、室内に居て気づかないということはさすがにないだろう。ということは、何処かに出かけてしまっているのだろうか。 111 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/05/12(水) 14 49 04 ID +7NZkhJf うーん、と唸りながら私は頬をかいた。 どうやら、家内が留守なのは間違いないようだった。 このまま此処で待機していてもいいのだが、近隣住民に変質者と思われる可能性もある。果たしてどうするべきか。 私は扉の前でうーん、うーんと唸りながらくるくると回った。 後で思えば、その姿は言うまでもなく変質者だったのだろう。 「仕方ないか……」 私はピタリと立ち止まった。 出直そう、と心に決めた。 二、三十分も経てば帰ってくるだろうと思い、私は出直そうと、その場を去ろうとした。 すると、ぱたぱたと廊下を駆ける音が、扉越しに微かに聞こえてきた。 どうやらやっと来訪者に気付いたらしい。 ガチャリ、と鍵の開く音がして扉が開く。 「すいません、遅くなっちゃって。どなたでしょうか?」 そう言って出てきた田中キリエは、寝巻姿であった。子供っぽい水色のパジャマの上には桃色のカーディガンを羽織っている。あの大きな黒縁眼鏡をかけていなかった。 「……んー?」 彼女は目を細めながら私に顔を寄せていく。眼鏡をかけていないため、よく見えないのだろう。彼女の赤く腫れぼった目が眼前に迫ってきた。 ちょっと手を伸ばしてみれば、彼女の細い首に手をかけれそうだ、なんて想像をしていると、田中キリエが突然大きく目を剥いた。 心中を悟られた気がして、私はハッと息を呑む。 「…………」 しかし、彼女はそのまま無言で、パタリと扉を閉めた。 「……えっ?」 拒絶された、とまず思った。やはり今更私の顔など見たくないのだろうかと。 そう思った時だった。 「きゃあああああああっ!」 扉の向こうから、もの凄い叫び声が上がった。 「えっえっ、なんで、なぜ、どうしてっ。どうして鳥島くんが居るのッ!?なんでなんでなんでーっ!ハッ、ていうか私まだパジャマだし、顔も洗ってないし、髪もボサボサだしぃ、きゃあーっ!ああ、どうしようどうしようどうしよう見られた見られたー!」 「あのー、田中さん」 「ちょっ、ちょっとだけ待っててっ!」 そう言い残して、彼女はバタバタと駆け出し始めたようだった。 扉の向こう側からは何やら騒がしい音が聞こえてくる。おそらく、私を出迎えるの準備をしているのだろう。 元気な人だなあ、と思わず頬が緩んだ。 私は元気な人は好きだった。 112 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/05/12(水) 14 49 44 ID +7NZkhJf それから約二十分後。 「おっ、お待たせ」 田中キリエは、黒のネックセーターに白の長いフレアスカートという落ち着いた服装で出て来た。その小さな顔には、いつもの黒縁眼鏡が掛けられている。 「さっきはゴメンね……なんか取り乱しちゃって」 先程の失態が余程恥ずかしかったのか、彼女の顔は真っ赤になっていた。 いえいえ大丈夫ですよ、と私はフォローをいれる。 「でも、少しびっくりしました。田中さんってあんなに大きな声出せるんですね」 「うー。……もう忘れて」 そんなやりとりの後、彼女は私を玄関へと迎い入れた。 「それじゃ、とりあえず中に入ってください」 勧められるがままに、私は綺麗に整頓された玄関に足を踏み入れた。 ガチャリ。ジャラジャラ。 と、施錠音がして後ろを振り向くと、当然のことながら田中キリエが鍵を閉めているところだった。ご丁寧にチェーンロックまでつけている。 私なんかは普段、自宅に居る時は鍵を閉めないタチなので、そこのところはやはり女の子なんだな、と感心した。 「こっちです」 と、案内された彼女の自室は、私の想像と違わない、いかにも女の子らしい部屋だった。 なんか、全体的にピンクっぽい。 カーテンも絨毯もベッドも全部ピンク色だ。彼女には悪いが、長時間居ると目が疲れそうだな、と思った。 部屋の中央に丸テーブルとクッションが置いてあったので、とりあえずそこに腰を下ろす。 「適当にくつろいでてください。私、お茶持ってくるんで」 田中キリエはそう言って、部屋を出て行こうとする。 「そんな。そこまでお気遣いしなくてもいいですよ」 と、一応遠慮してみるが、やはり田中キリエはお茶を用意しに出て行ってしまった。 急に所在無げになってしまったので、とりあえずキョロキョロと部屋を見渡してみることにした。 そういえば、女の子の部屋に入るのは初めてだ。 妹を女性としてカウントするならば話は別だが、彼女の部屋に入ったのだってもう十数年も前だし、初めてと言っても過言ではないだろう。 114 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/05/12(水) 14 50 13 ID +7NZkhJf やはり少し緊張するな、と急にそわそわし始めてしまった。 家内の様子からして、どうやら田中キリエの親は不在なようだ。 ということは、ひとつ屋根の下に男女がふたりきりということになる。 そういうシチュエーションにいかがわしい妄想を抱いてしまうのが男の性なのだが、生憎私はまだ彼女の恋人ではない。今日はそういう事には至らないだろう。 ガチャリ。 と、再び施錠音がして、私は反射的にドアを見た。 「お待たせしました」 そう言いながら、田中キリエがお茶をお盆の上に乗せて持ってきた。 いや、それよりも。 私は思った。 なぜ、彼女は部屋の鍵を閉めたのだろうか。 この家には私と彼女しか居ないのだから、部屋の鍵まで閉める必要性はあまり感じられない。それなのに、何故わざわざ施錠をしたのか。 しかし私は、多少不思議には感じたものの、いつもの癖なのかな、と大して気にとめなかった。 田中キリエはお盆を丸テーブルの上に乗せて、カップにお茶を注いだ。 匂いと色からして、それが紅茶であることがわかった。 「お砂糖はどうします」 「じゃあ、少し」 シュガーポットから砂糖をひとさじ掬い、カップの中へ入れた。 そして、私と向かい合うようにして彼女もクッションの上に腰を下ろす。 「それにしても、びっくりしちゃったよ」 田中キリエが言った。 「いきなり鳥島くんが訪ねてくるんだもん。前もって言ってくれれば、もっと準備とか出来たのに」 「すいません。事前に連絡もなく突然訪ねてしまって。なるべく早く帰るようにするんで」 「そんな、いいよいいよ気にしなくて」 田中キリエはバタバタと手を振る。 「私の両親、共働きだからいつも帰ってくるの遅いし、時間のこととかは全然気にしなくて大丈夫だから」 「そうなんですか。それじゃあお言葉に甘えさせてもらおうかな」 「うん」 彼女がニコニコ顔で頷いた。 そこで会話が途切れてしまったので、今度は私から切り出してみることにする。 ひとつ気になることがあった。 「ところで、田中さん。ひとつ聞きたいことがあるんですけど、いいですか?」 「ん?何かな?」 「さっきから後ろ手隠している物は、何ですか?」 115 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/05/12(水) 14 50 53 ID +7NZkhJf 「後ろ手に?」 彼女は首をかしげる。 「別に、何も隠してないけど……」 「あれ?でも今確かに――」 「それよりもっ!」 田中キリエは強引に話題を変えた。 「鳥島くんは今日なんで私の家に来たのかな?何か、用があって来たんでしょう?」 「あっ」 そこで私は、自分が肝心の本題を話していなかったことに気付いた。本題を先に話さないなんて、話しの順序としては最悪だろう。 「すいません。言われてみれば言ってませんでしたね」 私は苦笑し、頭をかいた。 「今日は、田中さんに告白しにきたんですよ」 「へっ?」 「あっ」 やべっ。つい、話しの流れで言ってしまった。もっとそれらしい雰囲気を出してから言い出そうと思っていたのに。 まあ、仕方がないか。 せっかくなので、私はそのまま続けることにした。 「あれから――ずっと考えていたんですよ」 私は紅茶を飲んで、舌を湿らせた。 「私が田中さんの告白を断ったのは正しかったのかってことを。ずっとずっと悩んでいました。そして、わかったんです。結局は私のエゴに過ぎなかったと」 田中キリエは黙って聞いている。 「要は、私は田中さんを傷つけるのが恐かったんです。田中さんは知らないでしょうが、私は結構、不完全な人間なんですよ。もし付き合えば、絶対にあなたを傷つけることが私にはわかっていた」 即興にしては中々の滑り出しだな、と私は思った。意外と演説上手な自分に驚く。 「けれど、結局それはただの逃避でしかない。私には田中さんと付き合っていけるわけがないと、自分勝手な理論を振りかざして、あなたを拒絶した。でも私は、田中さんの気持ちをこれっぽっちも考えていなかったことに気付いたんです 「告白というのはそれなりに勇気のいる行動だと思います。田中さんだって、何日も何日も想い続けて、漸くそれに至った筈です。私は、仮に断るにしても、そういう相手の想いを考慮してから答えを出すのが誠実だと思いました。 「それから、今度は田中さんの気持ちを考慮に入れてから、考えてみたんです。そして、答えが出ました。だから今、私はあなたにあの時の告白の返事をします。 「田中さん――よかったら私とお付き合いしていただけませんか?」 そうして、私は口を閉ざした。 116 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/05/12(水) 14 51 26 ID +7NZkhJf 完璧だ。まずそう思った。 脳内では、私の演説を聞いた観客が総立ちになって喝采をおくっている。 多少キザっぽくなってしまったが、そこはご愛敬ということでいいだろう。 そんな充足感に包まれながら、私はしたり顔で彼女を見た。 「ひっく……えぐ……っえぐ」 泣いていた。 ええー。そこで、泣いちゃう? 想定外の出来事に混乱してしまう。 結構それらしく言えたはずなのだけれど……。 「あのー。もしかして不快でした?」 耐え切れなくなった私は、直接聞いてみることにした。 すると、田中キリエはぶんぶんとかぶりを振った。 「ちっ、が……ひっく……違うの、ただ……私嬉しくて」 彼女は嗚咽混じりでそう言った。 なんだよ、紛らしいな。 私はイラついた目で彼女を見た。 田中キリエは零れ落ちる涙を手で拭いながら、静かに泣いている。 彼女の物言いからして、どうやら私の告白は成功したみたいだし、これで晴れて私は田中キリエの恋人になったというわけか。 こういう時は彼氏らしく宥めてやるのが正解なのだろうか?無言で抱きしめてやったりしたらカッコイイかもしれない。 なんて考えていると、いつの間にか田中キリエは泣き止んでいた。 「あの……それじゃあ、これからよろしくお願いします」 と、彼女は深々とお辞儀した。 「いえいえ、こちらこそ」 なんとなく、こちらもお辞儀で返す。 こうして、私の告白は見事成功し、ここに一組のカップルが成立したのであった。 それから他愛の無い世間話を少しして、私は彼女の家を出た。 田中キリエはわざわざマンションの前まで付き添ってくれて、私の姿が見えなくなるまで手を振っていた。 駅のホーム。 私は電車を待つ列の最後尾に立って、ぼんやりと今日のことを思い返していた。 妙な達成感が胸の中にあった。 これで私は、めでたいことに、彼女いない歴イコール年齢じゃなくなったのだ。思うものもあるだろう。なんだか、男の階段をひとつ登った気がした。 電車が到着し、人々は車内に乗り込んでいく。私も同じように乗り込んだ。 その時になって思いだした。 ――そういえば。 私は部屋での田中キリエの姿を思い浮かべる。 どうして彼女は、私が帰るまでの間ずっと、金づちなんかを隠し持っていたのだろう? 117 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/05/12(水) 14 51 57 ID +7NZkhJf 住んでいる街の最寄り駅に着いた時には、時刻はもう既に九時を通り越していた。 帰宅部の私は普段、こんなに遅くまで出歩かない。 斎藤ヨシヱと会った日だって、せいぜい七時前には帰宅していた。 なので、こんな遅くに道を歩くのは滅多にない。ちょっと新鮮な感じがする。 私は自宅を目指して歩き始めた。 寒さから守るようにポケットに手を入れ、空気中に残留する白い息を顔で受け止めながら、冷たい路地を歩いた。 いつの間にか、ひとりになっている事に気づく。 さっきまでは、何人かがぽつぽつと周りで一緒に歩いていたのだが、目的地に着いたのか、道中で道を曲がってしまったのか、とにかく今はもう消えてしまっていた。 コツコツ、と自身の歩く靴音しか、周囲には聞こえない。街灯の少ない路地なので、辺りはまるで暗幕を張ったかのように暗かった。 そんな闇の中だ。 二個先の街灯の下。まるでスポットライトのように照らし出されている人物を、私の目が捉えた。 目を細めてみる。 その人物は、大きい青のスポーツバックを肩に背負い、背筋をしゃんと伸ばし、毅然とした態度で前へ前へと歩を進めていた。 髪型は短めのポニーテールで、身長はやや高め。後ろ姿でもわかる、その凛とした態度には、どこか惹かれるものがあった。 その背中には見覚えがある。 私はたまらず駆け出していた。 「リンちゃんっ」 その人物の名前を呼びながら、小走りで彼女の横に並んだ。 暗闇でもしっかりとわかる、その整った顔立ちの少女は、間違いなく私の実の妹である鳥島リンだった。 「奇遇だね、帰り道が一緒になるなんて。リンちゃんは部活の帰り?」 気さくな感じで談話を始めてみるが、妹は刹那でも私を見ようとはしなかった。それもいつものことなので、気にしないようにする。 「部活は、確かバレーボールだったよね?母さんから聞いたよ。大変だね、こんな遅くまで練習だなんて。帰宅部の僕からしたら考えられないな」 妹は何も言わない。私のことなど見ない。 118 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/05/12(水) 14 52 29 ID +7NZkhJf 「でも、気をつけなくちゃダメだよ。この辺はそんなに物騒でもないけど、リンちゃんは可愛いからね、変な人に目をつけられるかもしれないし。そうだ。なんなら僕が送り迎えしようか?」 妹は何も言わない。 「あー……」 会話のキャッチボールは全く成立しなかった。 これじゃあ、まるで壁に向かってボールを投げているようなものだ。しかも、壁は壁でもゼリーの壁だ。ボールを投げても、それが私の元に返ってくることは無い。 妹はまるで私が居ないかのように、黙々と自宅を目指した。 彼女のその態度に、突然怖くなる。 妹と接していると、本当に私はこの世に居るのだろうかと奇妙な不安に陥るのだ。 無論、そんなのは馬鹿げた幻想だ。そうわかっているのに、なぜかそれを一笑することが出来ない。 額には、ぽつぽつと脂汗が浮かび始めていた。 何か、何か話をしないと。 私は何かに急かされるように、とにかく口を開いてみる。 「あっ、あのさ」 けれど、何か話のネタを考えていた訳ではない。焦った私の口は、取り繕うように今日のことを喋りだしていた。 「そっ、そういえば今日、遂に僕に彼女が出来たんだよっ。その人は、田中さんっていうちっちゃい眼鏡の人なんだけど――」 しどろもどろになりながら、そうまくし立てていると、ドサッと何かが落ちた音がした。 ふと隣を見ると、妹がいつの間にか消えていたことに気付いた。 視線をさらに後ろにずらす。 妹は私の数歩後ろで、呆けたように私を見ていた。目の焦点が合っておらず、持っていたスポーツバックは地面に転がっている。 「今……なんて……」 妹は譫言のように呟いた。 「なんて言ったの……兄さん?」 兄さん。 久しぶりに呼ばれた古称に、胸が震えた。 妹から話し掛けてもらうのは、もう十数年ぶりくらいだった。それに加え、再び兄さんと呼んでもらえるなんて。 歓喜を隠しきれずに、思わずわなわなと身体が震えてしまう。 「なんて言ったの、兄さん?」 今度は幾分かはっきりした声。 冷静さを取り戻したのか、彼女の目はしっかりと私を見据えていた。 このまま、ずっと兄さんと呼ばれていたい衝動に駆られる。妹の問に答えるのを躊躇ってしまう。けれど、それを無視するわけにもいかない。 119 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/05/12(水) 14 53 03 ID +7NZkhJf 私は、緩む頬を引き締めてから言った。 「だから、今日、僕に田中キリエさんっていう恋人が出来たんだよ」 言い終わったのと、妹が口を開くのはほぼ同時だった。 「別れてっ!」 唐突に叫んだ彼女のその迫力に、思わずたじろいだ。 妹は私の近くまで歩み寄ってくると、再び言う。 「今の話が本当なら、すぐに別れてっ!」 訳がわからなかった。 どうして、妹は私に別れろと言うのだろう。別に祝福されるとも思っていなかったが、いきなりそういう事を言われるとも思っていなかった。 ――もしや。 私の頭の中に、愚鈍な考えが浮かぶ。 もしかして、田中キリエに嫉妬してるのかしら。と、そんなふざけた幻想を抱いた。 しかし、そのくだらない幻想は、次に発せられた妹の言葉によって、一瞬で砕かれた。 「兄さんみたいな人間が、誰かと付き合えるはずがないじゃない」 その言葉を聞いた途端、ニヤついていた顔は一瞬で凍り付き、さっきまでの幸福感が急速に萎んでいった。 そんな私に構わず、妹は続ける。 「兄さんだって薄々気づいているんでしょう?自分が所謂“普通”じゃないって、他の人からは一線を画した場所に居るってことを」 私は何も言えない。 「彼女さんのことを想うのなら、今すぐに別れて。兄さんはきっと、いえ絶対、彼女のことを不幸にするわ」 私は何も言えない。 「だって、兄さんは――」 「そんな」 妹の言葉を遮って、私は言う。 「そんな――まるで僕のことを、化け物みたいに言わないでくれよ」 「――ッ」 妹は何かを言いかけたが、やがてその口を閉ざした。 二人の間に気まずい沈黙が流れる。 妹は、私のことを哀れむような、恐れるような、何とも形容しがたい複雑な表情をしていた。 「兄さんには、無理よ」 そう言い残して、妹は走り出した。 私は小さくなっていく彼女の姿を見つめていた。 そして、見えなくなった。 私はしばらくの間、動く気になれず、その場に立ち尽くしていた。 それから、どのくらいたったのかはわからない。腕時計を見る気にもなれなかった。 「帰ろう」 ひとり呟いてから、地面に落ちたままのスポーツバックを拾い上げ、私はゆっくりと、家に着くのを躊躇うように、ゆっくりと歩いて行った。
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どどんとふ:「オトフリート」の全チャットログ削除が正常に終了しました。 どどんとふ:「モト」がログアウトしました。 どどんとふ:「オトフリート」がログアウトしました。 どどんとふ:「モト」がログインしました。 どどんとふ:「オトフリート」がログインしました。 どどんとふ:「アルク」がログインしました。 どどんとふ:「れんとGM」がログインしました。 どどんとふ:「ミーシャ」がログインしました。 どどんとふ:「ホロ」がログインしました。 ルサルカ:てす ミーシャ:てすてす ルサルカ:テスト シバイ:ねみぃ ミーシャ:一人だけ画風がギャグっぽいやつがいるw アルク:デス ルサルカ:ww ミーシャ:ルサルカさんデカいw ミーシャ:なんか高身長に見える。不思議! ルサルカ:これでも小さくしたんだよ!! ルサルカ:てす ルサルカ:なぜ透明にならんww ルサルカ:あれか ルサルカ:GIFじゃないからかww シバイ:GIFかPNGじゃないと透明にはならぬそうです ミーシャ:gifかpingじゃないと駄目らしいからね れんとGM: れんとGM: れんとGM:トレーラー・・・の前に自己紹介オネガイシマス。 ミーシャ:うす! では自分からいきやす! れんとGM:簡単にでいいです! 簡単に! 簡単な経歴と出来ること。プレイヤー名もあったら読者(?)に親切ですね! ミーシャ:あたしはミシャンドラ・ゲーティア。通称コング。 ミーシャ:もとい、ベルツ領の双将軍が片割れとして務め、つい最近まで遠征に出てました! ミーシャ:過去の経歴? 知らなーい! できることはぶっ殺したりぶっ殺されたりすること! 死に損なうのが特技です! ミーシャ:そんなキャラの中の人は風神です。よろしくお願いしまーす! ルサルカ: シバイ: シバイ:では私が、PLは水泡です シバイ:エー、本名はシバ=イチュウ。みんななんでかシバイって呼びますね シバイ:詩人っぽく見聞を広めながら旅をしてました。そろそろ隠棲生活をと思ってたら、馴染みのロードに引きずり出されました。マジ許さざるよ(ボソッ シバイ:まあ、投影体が蔓延るとのんびりできなくなりますし、ちょっとばかりお仕事してみようかな、とね。あいつの器に可能性を見いたしたのもあります シバイ:働かない未来のためにしょうがなく働きますので、前衛さんよろしく~ シバイ: シバイ: ルサルカ:はぁい♪アタシはルサルカ・シュヴェーゲリン ルサルカ:デバフ型ヒーラーやってる不良アカデミー生。目的のためなら手段を択ばないせいでドン引きされてるみたいねー。 ルサルカ:気が向いたからアカデミーに顔を出したら、なんでも旧友のアルクが小さな国?村?だかに派遣されたってきいて顔見に行こうとやってきただけよー。 ルサルカ:一応弓で攻撃もできるけど精々気休めだから、がんばってね~ ヤバくなったら回復したげるから♪ ルサルカ: アルク:次は私ねぇ アルク:アルク・バルディラよぉ、ベルツ領から人材発掘に来た感じかしら? アルク:なんでも此の近くに凄腕のメイジと、え~と何だったかしら?、すごい誰かが居るらしいの アルク:その人物をスカウト出来れば良いなと思ってるわぁ アルク:ミーシャちゃんが迷惑かけてないかしらぁ? アルク: れんとGM:なおGMはれんとらしいです。 れんとGM:今回予告 れんとGM:「金の話をしたいのですじゃ」 れんとGM:辺境の領地ベルツ。その地において有力な力を持っている一人のババア失礼ご老人が持ってきたのは、新たなる商会の立ち上げ。 れんとGM:しかし、その行商路に現れた一匹の投影体のせいで領民のみならず人々の安全は危地に追いやられ、商会の商人も行き来が出来なくなっているという。 れんとGM:ベルツのため、人のため。そしてババアのために立ち上がれ。 れんとGM:グランクレストRPGforベルツ 第三話「強靭!無敵!最強!」 れんとGM:混沌を治め、聖印に至れるのかこれ。 れんとGM: れんとGM: れんとGM:PC間因縁については裏でさっくりOP中に決めてもらいましょう。 れんとGM:では導入から。まずはシバイさんのシーンとなります。 シバイ:はいな れんとGM:見聞を広め詩歌を読む。そんな悠々自適な生活を送っていたシバイ。その一幕からのスタートになります。 れんとGM:どんな感じで生活してます? シバイ:田畑を自分で耕し、自分の食べる分を自給自足、村の子供に物を教えている感じにしたいです れんとGM:では夜。 れんとGM:君が一日をすこやかに暮らし、いざ眠りにつかんとしていると――空に一筋の流れ星。あなや、これは凶兆か吉兆か。 シバイ:「うわぁ……ぜったい凶兆だよこれ、ぐたいてきにいうとめんどくさいことになる予感がする」 れんとGM:聖印が――領なき身とはいえ、その身に宿したそれは輝きを絶やさない――輝く。そう、明日にでも運命は君を何かに引きずり込むに違いない。 シバイ:「どうしようかな、明日ちょっとおなか痛くなって篭ろうかなぁ」 シバイ:「……うん、誰が来てもいいように仕込みして隠れるか。そうしよう」 シバイ:徐に筆を取り、手紙を認めてちゃぶ台に置き、自分は隠れ場所へ隠れてお休みします シバイ: れんとGM:ありがとうございました。では次のシーン。 れんとGM:アルクとミーシャの道中のシーンとなります。 アルク:は~い ミーシャ:ッシャオラー! れんとGM:さて、遠征に出ていたショーグンミーシャとベルツの姐御(一部からの呼称)アルクは、近隣の村に隠棲しているというロードに会いに向かっています。 アルク:「ん~気持ちの良い街道ねぇ~、ミーシャちゃんと久しぶりだし楽しくなりそうねぇ~」と伸びをしながらアルクは歩く ミーシャ:「遠征中寂しかったですししょー! ボッチさんと二人きりだから試合しか楽しみなかったし! あ、干し肉食べますか!?」 もっしゃもっしゃ ミーシャ:「帰ってきたらきたで人のお迎えですしねー。あ、ししょーと一緒だからボッチさんと比べて楽しさ三倍増しなんですけど!」 ミーシャ:もっしゃもっしゃもっしゃもっしゃ アルク:「あらアリガト良い子ねぇ~、まだチョット早いけどおやつ代わりに食べちゃおうかしら~」 ミーシャ:「オト様が欲しがってるシバイ? って人どんな」 ミーシャ:「どんな人なんでしょーね! オト様が頼りになるっていってたから、こう……ムッキムキのマッチョかもしれませんね!」 アルク:「ダメよソーロドさんはソロードさんで、えーホラ頑張ってるんだから」 ミーシャ:「ボッチさん、頑張ってるけど報われない人ですけどね! あ、りんご酒ありますよりんご酒!」 ぐびぐびぐび アルク:「え~と確かねぇ~」(ホワンホワンと回想シーンへ ミーシャ:回想どぞ! れんとGM:では、遠征に派遣されたソロードさんが敵をばっさばっさとなぎ倒したり、助けた少女とロマンスを繰り広げたり―― れんとGM:そんな3レベル分くらいの経験をしたソロードさんのことを思い出すような。なんかごめんなさい。 ミーシャ:「……ぷひぃ。ボッチさんが膝に矢を受けたときはどうしようかと思いましたけどね! ミーシャ:「あ、それよりもシバイさんですよシバイさん! どんな人なのかな~筋肉モリモリマッチョだったらいいなぁ~ アルク:「まぁ動けてるから良いじゃないかしら?内政面で頼りになる人だと良いのだけれども」 ミーシャ:「ボッチさんにそういうのを期待するのって、酷だと思います酷だと! れんとGM:さて、そうこういいながら旅程を進めているミーシャとアルク。二人の目にはのんびりとした印象の村が見えてきました。あれが目的の村でしょう。恐らく。 ミーシャ:ガサゴソ 「あ、干し肉切れちゃった。仕方ないから干しぶどう食ーべよっと アルク:「ホロちゃんのお陰で物流は何となってるけど、田畑に向かいないからねぇ、あらアレかしら」 ミーシャ:「あ、アレですよきっと! ボロいですねー ミーシャ:歯に衣着せぬ物言いの子なのです ミーシャ:「んじゃ早速お邪魔しちゃいましょー!」 アルク:「じゃ行きましょうかね」 アルク: れんとGM:ありがとうございます! では最後にルサルカの導入となります。 ルサルカ:台詞一つだけブチ込みますね れんとGM:アカデミーでは「手段を選ばない」「無残(どことはいわないが)」「黙っていれば美人。なおしゃべると」と話題の星だった気味ですが。おっとどうぞ。 ルサルカ:「えっと~、ここ、かしらね。んー、ほかの村と比べると確かに発展はしてるみたいだけど。あの【アカデミー1のドS】が尽くす領主様ね。どんな人だろ♪」 れんとGM:にこにこと楽しげな君にどぎまぎとしながら兵士が案内したのは、ベルツの領主館、その執務室です。 れんとGM:君の興味の矛先。ベルツの領主、オトフリートはそこにいるらしい。 ルサルカ:「はあい兵士さんありがとう♪これ、お れ い♪」とキュアライトで疲れをとってあげましょう れんとGM:兵士「は、はい! ありがとうございます! ルサルカ様の道行に幸運ありますよう!」 れんとGM:びしっと敬礼してギクシャクと去っていきます。 ルサルカ:「あぁら初々しい。可愛いわあ♪」 ルサルカ:「さて、それじゃあおじゃましましょうか」 ルサルカ:相変わらずの笑みを貼りつけて オトフリート:「客人かね?入りたまえ」と中から声をかけましょう ルサルカ:「それじゃ、失礼しまーす」 ルサルカ:とかるーいノリではいります オトフリート:「初めてお会いするかな?私はオトフリート・ヘベルツ。この領の君主だ」と聞きます オトフリート:「貴殿は見たところ、メイジのようだが何か用件でも?」 ルサルカ:「あら、これはご丁寧に。アポもなしにごめんなさい。アタシはルサルカ・シュヴェーゲリン。ここにいるアルク・バルディラの友人のヒーラー」 ルサルカ:「で、これはそのお詫び」と再びキュアライト。 ルサルカ:執務で多少疲れてるだろう と判断しただけですがね オトフリート:「礼を言う。さて彼女の友人か。申し訳ないが今彼女らは使いに出している」 ルサルカ:「で、目的?ひっさびさに友人に会いに行ったら【アカデミー1のドS】が派遣されて、しかも献身的に仕えてるっていうじゃない?そりゃあ気にもなるってものでしょう?あ、このドSってあのコとお互い言い合ってるだけなんだけどね?」 オトフリート:「そのような言い合いのできる友人がいるのは良いことだな」 ルサルカ:「で、どんな領主様なのかなー?と見に来たってわけ。しばらく滞在させてもらえるとありがたいかなー。もちろん宿賃は出すし、必要ならお手伝いもするわよー?」 ルサルカ:「あら、アリガト。私が友人って思ってるだけかな?とも思わなくもないけどね。」 ルサルカ:「いまはお仕事忙しいみたいだし、少し村を見て回ってきていいかしら?」 オトフリート:「とはいえこの村はあまり見所も無い」 ルサルカ:「滞在やらの詳しいお話はまたあとでしましょ?」 ルサルカ:「そ れ にー?領主様の器を見たいなら、ヒトの顔をみるのが一番楽なのよ?」 ルサルカ:「目は口ほどにものをいう、というでしょ?」 オトフリート:「使いに出しているところはそれほど遠くもないので時間つぶしがてら、彼女に会いに行っては如何かな」 オトフリート:「それはそのとおりだろうな」 ルサルカ:「と、い う こ と でー。あのコを驚かせるのも兼ねて、村を見せてもらうわね?」 オトフリート:「あまり歓迎もできぬが、良い滞在になることを祈っているよ」 ルサルカ:「大丈夫♪昔の野宿時代に比べたらどんな暮らしもずっとマシだから♪」 ルサルカ:「それじゃあね~」と執務室を退室します ルサルカ: れんとGM:では、次のシーン。そうですね、時間軸的な設定追記。ルサルカのシーンは、アルクとミーシャのシーンよりちょっと前だったものとします。徒歩でもそんなにかからない程度の距離なので、合流が少し遅れる程度として扱いましょう。 れんとGM:次は合流シーンとなります。 シバイ:了解です れんとGM:所変わって名もなき小さな村。彼らは紛争から逃れてきた難民たちだったといいますが、その表情には溌剌とした笑顔と活気があふれており、子どもたちも笑っている。そんな平和な村です。 れんとGM:彼らから話を聞くと、「あ、ろーどのおにーちゃん?」「こら、シバイ様だろ? シバイ様はあっちの庵にいらっしゃるよ。よろしくいっといてくだされ」 れんとGM:などと歓待を受けたミーシャとアルクは、その庵の前にたどり着きます。というところからはじまります ミーシャ:ういうい アルク:「うん良い村ねぇ~子供が笑ってるってだけで幸せになるもの」 アルク:「さて此処に居るらしいわねぇ」 ミーシャ:「平和ボケしてますね! これっていいことなんですよね!?」 ミーシャ:「あ、そうでしたそうでした! ごめんくださーい!」 住処の扉をドンドンバキィ アルク:「オト様の納める地と似てるでしょう、そう言いことよぉ」普通に扉を探してノックする ミーシャ:ししょーが優雅にノックしようとした横でミーシャが扉を叩き、勢い余って破壊する! れんとGM:ドンガラガッシャーン! れんとGM:アワレ、扉はコッパミジン。 アルク:「あらぁ~、ダメじゃない、直しなさい、イ・イ・ワ・ネ・」 ミーシャ:「ピィッ!? は、はいナオシマス……」ガクブル ミーシャ:適当な気をぶった切って板にして打ちつけよう。応急処置だ アルク:「素直な子は好きよぉ~、さて何方かいらっしゃいますかぁ?」 ミーシャ:んでシバイのおっちゃんはどうしたのかな~ シバイ:シーンと静まり返り、物音ひとつしません シバイ:中に入ると、ちゃぶ台の真ん中に置手紙がありました ミーシャ:「あれ? 留守なんですかねー。もしもーし! 誰か居ませんかー!? アルク:「ごめんくださ~い、ベルツ領メイジのアルク・バルディラと申します~」と手紙に気が付く アルク:「なにかしら手紙?見たいねぇ」と素直に裏返して読みます シバイ:【大地に包まれてきます、探さないでください】 ミーシャ:「これは……自殺予告ですよししょー!」 ミーシャ:「きっと今頃どこかで自分の墓穴を掘って収まろうとしてるに違いないです! はやく見つけてあげないと!!」 アルク:「んー誰も住んでない見たいねぇ、家を間違えたかしらぁ?んー掘り返していいのかしらぁ~」 シバイ:どきどきしながらこいつらヤバイと隠れ場所から覗いています アルク:「一旦出なしましょうかねぇ、何となくいい出会いが有りそうだし?」 ミーシャ:「くんくん……そこかぁ!!」 手紙を嗅いでシバイの匂いをたどり、その先に投石! シバイ:ホッとする気配があります ミーシャ:ソイヤッソイヤッ! シバイ:「ほあぁ?!」クリーンヒット れんとGM:判定ふりまs クリーンヒットォ!?( シバイ:「ああ、せっかく丹精こめて作った隠れ場所が!?」 ミーシャ:「出たな下手人! 言えっ、シバイさんをどこにやった!?」ゲシゲシ アルク:「あらカクレンボデスか良い趣味ですねぇ~」 シバイ:「うわー、ぐわー!」 ミーシャ:「イヤー!」 シバイ:「わ、わたしはシバと申すもの、どなたかと勘違いされてはおられませんかな?」目をそらしつつ シバイ:「ちょ、ほんとやめて。もやしにそれはきついから!」 ミーシャ:「……うゆ? ししょーししょー、あたしたちが探してるのってシバイさんですよね?」蹴り止めて アルク:「名前似てるからご家族の方ですね、うんオト様に顔を見てもらいましょう」 シバイ:「そーなのかー。シバイって人はしらないなー(棒。って、えまじで?」 シバイ:あいつめ、くそっとこそっと悪態をつきます アルク:「持って帰りましょうねぇ~担いできてねぇ?、よろしくねぇ」 ルサルカ:『あらー?なーんかぼっろい扉ねー』 シバイ:「わーっ、まったまった! 降参しますからちょっとまって!」 ミーシャ:「がってんです!」簀巻きでぐるぐるに拘束! ルサルカ:『はぁい?だーれかいるかしらー?』 シバイ:「はーなーしーをー聞いて~?!} ミーシャ:「あ、誰か来ましたよししょー!」簀巻きにしたシバイを足蹴にしながら シバイ:「外のだれか、へるぷみー!」 ルサルカ:『あら、はいっていいの?それじゃー、せー、の!』 アルク:「ふっふっ、冗談は時と場所を選んでくださいねぇ?、あらぇ~聞いたことが有る声ねぇ}と振り返ります シバイ:「え、なにそのかけごえこわいんだ――」 ルサルカ:げしぃ!!と華麗なハイキック(絶妙な手加減で扉は壊れない)で扉をカチ開けます ルサルカ:「はぁいアルクー!元気してたかしらー?」 アルク:「あっもしかして、ルサルカちゃんじゃない?、その蹴り間違いないわ、ルサルカちゃん久しぶり~」 ルサルカ:「やーもー元気そうじゃないアルクーよかったよかったー。」 アルク:「どうしたの~もしかして私に会いに来てくれたの、それだったら嬉しいわぁ~」 ミーシャ:吹き飛んだ扉はシバイガード! ルサルカ:扉は壊れてないよ シバイ:「あ、お友達かな? 仲のいいもの同士でごゆっくり、私はここらで失礼を……」 ミーシャ:「ししょーししょー! このおねーさんはお知り合いですか!?」 ルサルカ:「ハァイにがさないわよー?」 ミーシャ:あ、シバイを縛る縄は外しませんぞw シバイ:「くそっ、なんてこった!」 ルサルカ:ばひゅっと射かけます シバイ:「かすった、かすったよいま?!} ルサルカ:「いやあひっさびさに顔見ようとアカデミーに戻ったらアンタ出向したとかいうじゃない。あのアナタが」 アルク:「うんそうなのアカデミデーで知り合ったの、とっっても歌がじゃ上手なのよ~」 ルサルカ:「しかもなんか献身的に仕えてるとかいうもんだから興味沸いてねー。顔見るついでにちょっとどんなとこなのかみてみようかなーと」 ルサルカ:「あ、はあい初めましてー。アタシルサルカ・シュヴェーゲリン。ルサルカでいいわよー」 シバイ:「なんだこいつら、人の家に上がりこんでふん縛って弓射掛けて歓談してやがる……おじょうちゃん、とりあえず縄ほどいてくれに? もうにげないからさ」 ミーシャ:「歌が上手いんですか! じゃあ今度一緒に歌いましょうそうしましょう!」 アルク:「アカデミーの命令は絶対よメイジとして当然じゃない、それに実践に勝る勉強はないわよぉ~」 ルサルカ:「いいいわよー。うたったげるわー」 ミーシャ:「逃げませんか? 逃げたらもっと酷いことになりますよ不審者さん!」 ルサルカ:「まあそうなんだけどねー。相変わらずお堅いなあ」 シバイ:「あのー、聞いてます? おーい」 ルサルカ:「おだまんなさい」 問答無用のファティーグ シバイ:「あ、聞いてたのね。後不審者じゃなくて私がシバイだから。オトが探してるのわたしだからおふ?!」 アルク:「あそうだ此のクレストの輝いてる人が多分ロードだと思うわ、だから連れ帰って検分して貰おうと思った所なのよ」 ルサルカ:「これで逃げらんないでしょ。つれてきましょ。」 ミーシャ:「あ、そうなんですか? じゃあオト様のとこに連れて行きますね!」 シバイ:「まてまてまてまて、いいから話を聞いてくれ!」 アルク:「じゃぁロード様に会いに行きましょうかしらねぇ」 シバイ:「君たちは私を拉致しに来たんじゃないだろう? オトなら説得してこいていったhずだ!」 ルサルカ:「話なんて歩きながらでもきけるわよーう」 ルサルカ:「だってめんどくさいじゃない」 ルサルカ:「そも私、そんな命令されてないもの♪」 シバイ:「最後に来たのが一番話しが通じなかった?!」 アルク:「そうよねぇ直ぐ済むから行きましょう?、ダメかしら」と上目遣いにシバイを見る シバイ:「だめです、最初から私の答えは決まっている。それはあいつも理解しているでしょう」 ルサルカ:「そ。じゃーあ」 シバイ:「まあ、とにかくお茶でもいれますよ」 シバイ:「……だから、縄ほどいてくれませんかね?」 ルサルカ:「もっぺん毒くらってみる?」 ミーシャ:「あ、あたしお茶はミルクとお砂糖マシマシでお願いしまーす!」 シバイ:『ヤメテ!』 ルサルカ:「逃げないって約束できるならほどいてもいいかなー」 アルク:「んー毒より炎のほうが良いと思うの」 シバイ:『残念ながらこんな寒村だと緑茶しかなくてね、自慢のお茶だ、気に入ってくれると嬉しいな』 れんとGM:と、まあ。紆余曲折あって! あって! ひとまずお茶タイムになりました!なりましたからね! シバイ:コトリ、と全員分のお茶を出します アルク:あッハイ ミーシャ:アッハイ シバイ:「さて、と。君たちはオトフリート=ベルツに私を登用して来いといわれたというので間違いないかな?」 ミーシャ:「ズズズ……アチッ、苦ウマウマ」堪能 ルサルカ:「なにそれ初耳」 シバイ:「ちょ」 ミーシャ:「……そんな話でしたっけ?」ししょーに顔向け ルサルカ:「だってアタシ、友人に会いに来ただけだもの」 シバイ:「え、なにマジで? 私勘違い?」 ルサルカ:「え?そのあとの所業?その場の ノ リ ♪」 シバイ:「なんだこいつら……」 ルサルカ:「アタシは性悪魔導師よ?それ以上でも以下でもないから♪」 ルサルカ:「ま、理由があるならアタシは黙ってましょ。アルクがんばってー♪」 アルク:「ええそうだったわねぇ、ちょっとシバイさんが面白い顔だったからつい?」 シバイ:「あいつ、君みたいなタイプも使えるようになったんだねぇ」遠い目をします シバイ:「顔?!」 ルサルカ:ミーシャにキュアライト。火傷してるかもだから アルク:「うん、やっぱりシバイさんであってたのねぇ、村の人たちの行ってた通りだったわぁ」 ミーシャ:「ありがとうですおねーさん!」やさしい人だと思ったので全力で尻尾ブンブン シバイ:「あー、君は話が通じそうだ。改めて、私がシバイです。あなたは?」 ルサルカ:「ワンコみたいでかわいいわねー。うりうり」 シバイ:せいかくにはシバ=イチュウというんだがね、と補足します アルク:「改めて、ベルツ領主オトフリート付きの契約魔術師あるく・バルディラともうします」とキリット ミーシャ:「はふぅ……」満足気 アルク:「今回はシバ=イチュウさまをお連れしろとの命令により、参上しました」 シバイ:「ふむ……あいつも私のことはわかっているはずなのですが、それでもですか?」 ミーシャ:「あ、あたしはミシャンドラ・ゲーティアっていいます! 将軍ですよショーグン!」威張り! ルサルカ:「えらいわねーすごいわねえ」なでくりなでくり シバイ:そっかー、しょうぐんかー。と暖かく見守ります ルサルカ:「あ、アタシルサルカ・シュヴェーゲリンです♪」 ミーシャ:「えへへー」撫でられ シバイ:「おっと、これはどうも。扉を壊さないでくれてありがとう」 アルク:「それでもです、あの方は手が届くなら手を掴もうとする方ですから。」 ルサルカ:「だって治すのめんどいんだもの」 シバイ:「ふむ……」 シバイ:「だが、それは私もいえることです」 シバイ:「この村をみて、どうおもわれました?」 ルサルカ:「いいところねー。はっきりとした領主はいないのに活気にあふれて、かつよそ者への対応も柔らかい。」 アルク:「ええとても質素ですが、子供が笑っています、この時代此の場所でそらは素晴らしいことだと思いますわ} ミーシャ:「平和ボk……ムグムグ」 余計なこと言おうとしたところをししょーに口抑えられる シバイ:「ありがとう、わが子のように嬉しいよ。わが子のようにね」 シバイ:「だが、それを維持するための力がない、とは思わなかったかい?」 ルサルカ:「兵士はいない。特筆した武人もいない。おそらくあなたも、敵を殺す技はないんじゃないかしら?」 シバイ:「そうだね、出られるほどのものじゃない、あいつも軍師としての働きを頼んだのだろうが シバイ:「ここで私が抜けてしまうと、もう投影体を退ける力のあるものなど、数えるほどもいないのが現状なのですよ」 シバイ:「私はここの領主ではない。が、これでも愛着を持っていましてね」 シバイ:「ここのみんなの笑顔を守るために、私はここを動くわけには行かない」 シバイ:もうしわけないが、と言ってお茶をすすります アルク:「でしょうね、故にオトフリート様と言うか、ベルツ領は軍事に自身がありますが、生産系のその・・・内政がですね・・・」 ルサルカ:「?内政に困ってるの?」 ミーシャ:←軍事代表の一人 シバイ:「まあ、使いに来たのが貴方とその子,という点ではなんとなく想像できます」と苦笑します アルク:「んそうなの、どっちかと言うと私って軍略系なの、だから手が回らないのよね」 シバイ:「だが、あいつはいい人材に恵まれているようだ」ともこぼしましょう ルサルカ:「だったら手伝ってあげましょうか?武芸には自信はないけど、生産系なら少しは手を貸せるかもね」 ルサルカ:「どーせアカデミーに帰ったって暇なだけだし♪」 シバイ:「ほう! それならルサルカさんにおまかせしてはいかがかな?」 アルク:「本当?いいの?ルサルカちゃんの目的はだいじょうぶ?」 ルサルカ:「それにアナタも。内政は得意なんじゃないかしら?」 ルサルカ:「アナタはその能力を。その見返りにあの領主サマにこの村を庇護してもらっちゃえばいいじゃない。」 シバイ:「うむ、うむ。これでオトも安泰ですな! ……と、いやしかしあいつの領にそこまでの負担がかかるのは」 ルサルカ:「ちょっと考えればすぐに思いつくわよ。軍事に自信があるけど内政に余裕がないから範囲を広げられない」 ルサルカ:「だったら、内政をこなせる人材を引き入れて、その対価に懸念を解消すれば解決でしょ?」 ミーシャ:「そうしましょーそうしましょー! オト様の支配下になれば護りますよ! あたしもバンバン投影体ぶっ殺しちゃいます! アルク:「正解・・・正直まだ足りないのよ、一人より二人、二人より三人、数は力ですもの」 シバイ:「ふむ……私はあいつの現状を知りませんが、そこらへんはどうなのでしょうな?」とアルクをみます ルサルカ:「アタシの目的だって、少しずつやっていけばいいだけのお話。急ぐことはないのよ。まだアタシ20ちょっとくらいなのよ? シバイ:「ほほう、お若いのに力強くいらっしゃる。ご自身をしっかりお持ちのようですな」 どどんとふ:「ルサルカ」がログインしました。 ルサルカ:「強くなきゃ、獣を狩りながらアカデミーに入るなんて真似できますか」 アルク:「オトフリート様守る事に掛けては随一なのはご存知ですわね?シバイさん」 ルサルカ:おっとっとww どどんとふ:「ミーシャ」がログアウトしました。 シバイ:「ああ、それは十二分に」 どどんとふ:「ミーシャ」がログインしました。 ルサルカ:こそっとミーシャに「そんなに守り堅いの?」と聞いてみます ミーシャ:「あたしが全力出してぶっ殺せない数少ない人の一つですよ!」 シバイ:「だが、ことは彼一人のことではないのはお分かりのはず、。国を運営するには人足が不可欠」 シバイ:「貴方の領に、この村に兵を回すだけの余力はおありか?」 ルサルカ:「……」じーっとミーシャを見つめて「……アーティストのアンデッドよね?アナタ。それで倒せないって……」 アルク:「ハイ故に力を借りたいお考えです」 シバイ:「あれはパラディンとしては規格外ですからなぁ」とぼやきます ミーシャ:「いつかオト様をタイマンでぶっ殺せるように鳴るのがもくひょーです!」 シバイ:「なるほど……」 ルサルカ:「いや主君なんだから殺しちゃダメでしょ?せめてダメージを通せるようになる くらいにしておきなさいな」 シバイ:「わかりました。その判断と、貴方とオトを信じましょう。あとはあいつに直接、派兵を交渉するとしましょうかね」 シバイ:立ち上がって旅支度します。あー、綺麗な服あったっけか? シバイ:「あと君ら、君主は倒すものじゃなくて守るものだからね? 守るんだからね?」 アルク:「その点は抜かりなくミーシャ将軍を此の地の武力としてお考えのようです。」 ミーシャ:将軍だぞーえらいぞー! シバイ:「彼女ですか……」ちらっとみてちょっと不安になります ルサルカ:「ま、内政ならお手伝いするわよ。暇だし、野宿よりもずっといい生活できそうだし」 シバイ:「あー、失礼ながらこの村の折衝なども私がやっていたわけなんですが、それを彼女にも?」 アルク:「助かるわぁ~、此れで徹夜の為にコーヒーを飲まないで趣味でのめるわぁ~」 ルサルカ:「……その辺帰ってから相談しましょ。そこまでいくとアタシの独断じゃ無理だわ」 シバイ:「ほう、コーヒーを嗜まれますか。豆は何を?」と歓談します アルク:「斥候後の杭としてですわぁ~」 アルク:「やっぱり~最近は~」と言った所でBABAAカモン シバイ:「くい、ですか。それならば頼りにできそうですな。ええ、おおいに」 れんとGM:とまあ。ひとまず話が落ち着いたあたりで。どんどん、と扉がノックされ、否。どごぉぉんと扉がノック(物理)され吹き飛びます。 シバイ:「ああっ、私の家が!?」 れんとGM:扉の前にいるのは一人の老婆。否、矍鑠とした雰囲気と、その身にまとうオーラは老婆のそれではなく。 ルサルカ:「アタシですら手加減したのに礼儀を知らない人ねえ」(いけしゃあしゃあと) れんとGM:白髪をファンキーにパンクさせた一人のつなぎ姿の老婆がずしずしと重たいからだを揺らして家に入ってきます。 ミーシャ:北斗の拳に出てくるようなババアなんですね、わかります れんとGM:シバイは見知った顔ですね アルク:「あらぁ~ちゃんと治ってなかったかしらねぇ」 れんとGM:この村の顔役のオマさんです シバイ:「お、オマさんじゃないですか。どうなさったんですか? あと扉こわさないでくださいよ……」 ミーシャ:え、オ◯マ大統領? アルク:キケンな発言はだめよぉ~ れんとGM:オマ「ひっひっひ、すまないねぇー。扉はあとで若いもんに直させておくよぉ」 ルサルカ:(気持ち悪いおばあちゃんね……) シバイ:「まったく、お若いのは喜ばしいですが。で、なんの御用ですか?」 れんとGM:オマ「それよりも、しぃっかりこのババアの耳で聞いたぞえ。いやぁ、よかったじゃあないの、シバイ様。いつアンタの枯れた聖印に火ぃつけてくれる奴が来るかって楽しみにしてたんだよぉ」 ミーシャ:ミーシャはオマばあちゃんの筋骨隆々に興味があるようです シバイ:「枯れたって貴方」とばつが悪く苦笑い れんとGM:オマ「なぁにいってんだい。20そこそこの若いのがこんな村で隠棲の賢者気取ってさぁ。まあいいさ。この村にも悪いようにはしないってのも聞こえたしねえ」とにっこにこ アルク:知り合いのようだし黙ってやり取りを聞いてます れんとGM:オマ「これからよろしく頼むよ。ベルツのお嬢ちゃん達。これから長い付き合いになるみたいだしさぁ」 ミーシャ:あれ、なんかいい人そうじゃねって思いつつありますw シバイ:「ああ、皆さん紹介します。この村の顔役のオマさんです」 ルサルカ:「あ、えー、と。ハイ。ヨロシク……ルサルカ・シュヴェーゲリンです」 ミーシャ:「オマさんですか! どーも、ミーシャっていいます!」 アルク:「ええお任せくださいねぇ」 シバイ:「ちょっと格好はファンキーですが、面倒見のよい方ですよ」 れんとGM:オマ「なぁにいってんだいシバイ様! これが最先端のトカイのファッションってやつさあ!」 れんとGM:どーんと背中をぶったたきつつ。 シバイ:「さ、さようで……」むせつつ ルサルカ:「……たしか首都でちょっと前にはやってたわね、こういうの」 れんとGM:オマ「おおっといけないねえ。まったく年食うとこれだからよくない。すぅっかり本題を忘れちゃってたよぉ」 ミーシャ:「おお、ナイスマッスル! これは現役時代の武勇が期待できますよししょー!」 シバイ:「ああ、そうでしたね。オマさん、いままでのご恩を返せずに出立すること、まことに申し訳なく――」 アルク:「・・・まぁ若い子向けじゃなかたとけどねぇ」 れんとGM:オマ「若いころは鳴らしたもんさ」とカッカと笑いつつ「なぁに、気にすることはないさぁ。アンタのおかげでこの村はいままでやってけたようなもんだからねえ。それにアンタも私の孫みたいなもんさぁ――」 シバイ:オマさんの言葉にちょっとぐっと来てます れんとGM:オマ「それで話なんだがね。この村に来るなんとかっていう狼の耳つけた嬢ちゃんから話聞いたんだけどさぁ。何でも、この村からあっちの村に行くまでの道に投影体が現れちゃったらしくてさぁ。いや、ついさっき聞いた話なんだけどねえ」 ルサルカ:「孫思いのいいおばあさんじゃない。果報者よ。あなた」 アルク:「あらぁ~早速ミーシャの実力を見せて安心してもらおうかしら~」 シバイ:「ええ、ほんとうに。しかし投影体ですか、これは動かなくてはなりませんね」 ミーシャ:「投影体ですか! ならあたしの出番ですね!!」 ルサルカ:「ま、サポートは任せなさいな。」 れんとGM:オマ「そのせいで、あっちの村との通商路が塞がれちゃってるらしくってねえ、っていいのかい! お嬢ちゃん達! いやぁ、いい国に拾ってもらえたもんだね! この村も!」 れんとGM:オマ「ありがたいねえありがたいねえ! このワタシがもうちょっと若ければ自分でいくんだけど何分年でねえ……」 ミーシャ:「だってあたし将軍だから! 国民を脅かす投影体は排除ですよ排除!」 アルク:「お任せください、早速役にたてそうで何よりですわぁ~」 シバイ:「ええ、本当に……あいつは恵まれていますよ。今後もそこのミーシャ君が守ってくれるそうなので、ご安心ください」 ルサルカ:「さって。がんばりますかー」 シバイ:「それでは、最後の奉公ですな。みなさん、申し訳ないがお付き合いください」と頭を下げる ミーシャ:「んではさっそくいきましょー! リンゴが買えないなんて絶対に許しませんよ!」 ミーシャ:「もっちろんです! あたしに任せちゃってだいじょーぶ!」 ルサルカ:「はいはい。おまかせあれ、ってねー」 れんとGM:オマ「頼んだよ! たぁんとご馳走用意しとくからね! ああ、あと、村の若いモンにも協力するようにいっとくよ!」 アルク:「ふふっ最後じゃありませんよ~、チョットだけ範囲が広がるだけですもの~」 シバイ:「それもそうですなぁ」と、その言葉に嬉しそうに頷きます ルサルカ:「じゃ、その奉公をしっかりやりましょうか。」 アルク:「あっちゃんと給金はでるからよろしくねぇ~ルサルカちゃん」 れんとGM:というところでシーンを終了します。オマ婆さんがにっこにっこと笑いながら大声を張り上げて若いモンを呼び集める中、君達はとりあえず調査に赴きました。 れんとGM:ではブレッジシーンとなります。 ルサルカ:「はいはい。ま、期待してるわよ。」 れんとGM:因縁の取得や使命…? 違う。誓いだ。 れんとGM:取得あればどうぞ。まあ、PCNO順に取得にしましょうか。さくさくいきませう シバイ:はいな、では私からか シバイ:誓いは村の脅威を取り除く、オトに文句を言う、お嬢さん方を怪我させないかな れんとGM:因縁はどうします? シバイ:で、因縁はアルクが仲間、尊敬、憤懣。ルサルカが興味、好奇心、嫉妬 ルサルカ:何故嫉妬ww シバイ:みーしゃは……うん、なんかアルクの妹さんてきなかんじでw ミーシャ:誓いは村を脅かす投影体を倒す、シバイを無事オトフリートのもとへ送り届ける、かな! シバイ:嫉妬は自分の力でしっかり立ってるからかな、憧憬にちかいかも ルサルカ:あ、なる れんとGM:まあ、誓いについてはまた情報収集の後にでも埋める機会用意しませう。因縁はどうします? ルサルカ:かんがえてるっぽいから先に私でおk? れんとGM:そですね。じゃあどうぞ。 ルサルカ:じゃあ ルサルカ:アルクに 友人 友情 劣等感 ミーシャ:誓いは村を脅かす投影体を倒す、シバイを無事オトフリートのもとへ送り届ける、オトフリートの命令を果たす、の3つで! ルサルカ:ミーシャに 弟妹 可能性 脅威シバイに 興味 感服 嫉妬 れんとGM:了解です!<ミーシャ ルサルカの因縁も把握しました。劣等感なのかw ルサルカ:誓いは 投影体撃破 仕官するために自分の実力を示す 通商回復への尽力 で ルサルカ:シバイへの感情は まだ三十路にもなっていないのに村の人々に慕われていてすごいなあ、でも妬ましいなあ・・・・・ ルサルカ:という。 ルサルカ:自分がそういう感情を向けられていないから れんとGM:ポジティブな妬みですね。いいと思います。(@@ れんとGM:アルクはどうしますか? アルク:因縁はルサルカに友人:ポジかわいい、ネガ:悲哀、ミーシャに弟妹:ポジ、かわいい、ネガ:悲哀 ミーシャ:ルサルカに兄姉の尊敬/嫉妬 シバイに仲間の期待/猜疑心で因縁取ります! アルク:誓いは村を脅かす投影体を倒す、シバイを無事オトフリートのもとへ送り届ける、オトフリートの命令を果たす れんとGM:了解しました。 アルク:ミーシャとおそろい ミーシャ:ルサルカのことを姉のように慕って、ししょーと対等の人物として尊敬と嫉妬を持ってる感じで! れんとGM:これで今のとこ以上かな?共有については、投影体の撃破については全員共有、とミーシャとアルクは全共有ですね。 ミーシャ:んでシバイにはオト様が直々に求めた人材ということで仲間意識と期待を抱いてるけど、ほんまに頼りになんのかなコイツと猜疑心を持ってるw れんとGM:ww アルク:ですです ミーシャ:全共有了解! これが師弟の絆コンビネーションだよ! ルサルカ:約一名師弟じゃないけどな れんとGM:では、シーンを勧めて情報収集シーンとなります。 シバイ:はいな れんとGM:この項目については先にいっときますが「特に埋めなくてもクライマックスには普通に進めます」 れんとGM:敵の情報を事前に開示するためのシーンとなりますね。 れんとGM:情報項目としては、 れんとGM:・投影体の見た目について。・どこに現れるのか。・襲われた人について。 れんとGM:の三項目となります。 アルク:ほむほむ れんとGM:全て情報収集のみとなりますが。RP交えて提案してくれれば別途技能でも情報収集が可能となります。 シバイ:ほむ、ならば シバイ:「さて、私は情報収集といきますかね。村人にちょいと聞き込みをしてきます」で話術判定どうでしょう? れんとGM:まあシバイならコネもあるでしょうしね。おkです。目標値は12 れんとGM:どの項目を調べますか? シバイ:はーい、あ。話術3にしてます れんとGM:了解です。 シバイ:襲われた人の有無、安否についていきますか シバイ:被害状況把握大事 れんとGM:了解です、判定をどうぞ。 シバイ:3d+6 さて,お茶飲んでこようかな DiceBot (3D6+6) → 15[6,6,3]+6 → 21 れんとGM:わろた。完璧すぎる。 シバイ:ここでクリなくてもw ルサルカ:完璧w アルク:軍師だ れんとGM:「おお、シバイ様」「ああ、あの情報ですな、それならアイツが」「そういえばコイツも」とトントン拍子に集まりました。本人が茶を飲んでいる間に情報がどんどん勝手に入っていきます。 シバイ:「おお、情報がダイブ集まりましたな。お土産にたくあん貰いましたよ」 れんとGM:襲われた人については、現在死者は確認されていませんが、かなりの重症を追った商人はいるようです。 ミーシャ:すげぇ! ミーシャ:智将シバイ爆☆ ミーシャ:爆誕! ミーシャ:「シバイさんってすごいんですね!」 れんとGM:その商人の知り合いによると、炎に焼かれたかのような傷を負ったものや、何かに押しつぶされたり吹き飛ばされたりしたような傷を負ったものが後を絶たないとか。 れんとGM:具体的には シバイ:「いやあ、村の人付き合いは狭いからね」 れんとGM:・火炎ブレス 射程:4Sq 範囲:0Sq 命中:4D+6 ダメージ:火炎4D+16(胴体専用)※奇数ターンにのみ使用・尻尾ぶん回し 射程:0Sq 範囲:半径3Sq(自Sq含む)円周内。 命中:4D+3 ダメージ:4D+30 ※偶数ターンにのみ使用 アルク:襲われた人はルサルカに任せたほうがよさ気だし、治療を受けさせてから、どこら辺で襲われたかを聞いて れんとGM:という技を持っていることがわかります。 れんとGM:それぞれの攻撃はタメが必要なのか、その間に離脱できたとかなんとか。 シバイ:うわぁ、まさかの巨体敵 アルク:その位置から逆算して軍略的に場所を絞る方向性? ミーシャ:……これドラゴンじゃね? れんとGM:軍略知識ですね。アルクどうぞ。 ミーシャ:しかも奇数ターン偶数ターンで行動パターンあるって、すごいhageる予感しかしないんですがww れんとGM:目標は変わらず12です アルク:3d+7 DiceBot (3D6+7) → 8[2,5,1]+7 → 15 シバイ:おみごと ミーシャ:固定値偉大だなー アルク:ボチボチねぇ ミーシャ:「ししょーししょー! なんかわかりました!? れんとGM:流石ですね。この投影体はちょうど人が使う舗装された道のあたりを陣取っているようです。草食なのか、あたり一面の草木を食い荒らしており、近づけばすぐにわかると思われます。 ルサルカ:んじゃ私いきますか アルク:「そんな場所かしらねぇ」 ミーシャ:ミーシャ以外みんな頭脳派だなーw ルサルカ:けが人とこいって、怪我の治療しながらどんな姿だったか聞いて、「混沌知識」で判断しよう。 シバイ:「もろにみちを塞いでますなぁ。これは排除せざるをえませんか」 れんとGM:では、被害者達のおぼろげな話から全体像をつかみ取れたのか。判定をどうぞ。 ルサルカ:目標は? れんとGM:おっと、12です ルサルカ:あいよ。天運2切ってダイス4 ルサルカ:4d6+7 DiceBot (4D6+7) → 10[2,2,3,3]+7 → 17 ルサルカ:あぶねえ れんとGM:共通点は一言。"デカイ" ルサルカ:「うんうん。でっかくて?」 れんとGM:首が長く、胴が太く、足は人の胴体ほどもある。そんな巨大な魔獣です。 ルサルカ:「ほうほう」 れんとGM:見た目は首が長いトカゲに似ているとか。 れんとGM:被害者達のうち、一人が「あれに名前をつけるとしたらそう……"ディカイ・ドラゴン"だ……」とかなんとか。 ルサルカ:「……つまりそのまんま?」 れんとGM:「そのまんま」 ミーシャ:めっさー大柄みたいなネーミングしだしたぞコイツw アルク:「まんまねぇ・・・」 ミーシャ:「ようはドラゴンです?」 シバイ:「ですなぁ……」 れんとGM:具体的には巨体レベル2です。部位は胴体(頭含む)と尻尾にわかれています。 れんとGM:それぞれ独立して動かせるようですが、あまりの巨体ゆえか動きは鈍いです。 ミーシャ:いわばレッサゴンか ルサルカ:「んー、聞いたかんじ、キプロクスかなあ。ドラゴンというよりアレ分類としては爬虫類に近いんだけど」 ミーシャ:いわばレッサードラゴか れんとGM:レッサードラゴンというにはちょっと寸胴すぎますが。どちらかといえば亜龍セクションですね アルク:「デッカイ蜥蜴としか言いようがないわよねぇ」 シバイ:「ほう、さすがはアカデミー員。博識ですな」 ミーシャ:「ああ、あの尻尾が美味しいやつですか! ルサルカ:「アレよね。ドラゴンに進化しかけた蜥蜴。それが一番近いかな」 ミーシャ:遠い過去に食べたことがあるようなないような感じ ルサルカ:「まあアタシ不良アカデミー員だけどね。滅多にいないもん。アソコ。古臭くって。」 ミーシャ:「話聞く限りでは退屈そーですもんね~ シバイ:「旅で新しい風を感じるのもまた学びということですな」 れんとGM:オリンポス原産の投影体で、草食ゆえかその肉質は柔らかく、消える前に食えば非常に美味とかなんとか←New! アルク:「そう?本の匂いとコーヒーと煙が良い塩梅じゃない?」 れんとGM:というわけで情報項目については以上です。オモイツカナカッタンダゴメンネ ルサルカ:「本の匂いとかは同意するけどねー。だけどこもってたら腐りそうじゃない」 シバイ:「さて、にしても大物相手に四人、ミーシャ君の負担がきになりますが……」 れんとGM:とりあえず名前はキプロクスということになりました。 アルク:「じゃコあコンガリ焼いちゃいましょうかねぇ」 れんとGM:あ、追加で。先ほどの「場所」についての項目で言い忘れました。 ルサルカ:「回復ならまかせなさいな。」 ルサルカ:? れんとGM:・草食であるがテリトリーに入ったものに対する敵愾心が強いためか、あたりには他の生物は存在しない。 れんとGM:単機です。 シバイ:「頼もしいですなぁ。なら牽制に専念しますかね」 ルサルカ:あいあい。 ミーシャ:単独行動種なのね シバイ:りょうかいです ミーシャ:「デカいだけあって殺り甲斐ありそうですね! 楽しみです!」 アルク:了解よぉ ルサルカ:「それじゃ、引きずり落としてあげましょっか」 れんとGM:というわけで君達は目撃された場所に向かいました。 れんとGM:というわけでクライマックスシーン。 れんとGM:――ずしん、ずしん。 れんとGM:離れていても音が、振動が身を揺さぶる。 れんとGM:一目見て君達は思う。"でかい" シバイ:(デカイ) ミーシャ:(デカい アルク:(おおきいわぁねぇ) れんとGM:巨大な尻尾をゴキゲンにふらふらとぶらつかせながら、もっしゃもっしゃと木を草を食む姿はおとなしそうに見えるが、実際重傷者を出している危険な投影体なのだ。このままにしておくわけにはいかない。 れんとGM:さて、皆さん、隠密判定をどうぞ。目標値は9です。 ルサルカ:(おっきいわねえ) れんとGM:成功すれば、このマップの橋から上、任意の場所に配置できます。 ルサルカ:2d6+4 DiceBot (2D6+4) → 3[2,1]+4 → 7 ルサルカ:へい振り直し れんとGM:11ラインの上、ですね。 アルク:リィウンド シバイ:これ、一人成功すればおk? ルサルカ:2d6+4 DiceBot (2D6+4) → 11[5,6]+4 → 15 ルサルカ:よしよし れんとGM:あーっとそうですね、書き忘れました れんとGM:全員成功で。 れんとGM:失敗すると初期位置が遠くなります。 シバイ:ほむ アルク:天運消費で シバイ:リウィンド使わなくともよかったかな? シバイ:あ、全員成功が条件か、失礼 アルク:3d+4 DiceBot (3D6+4) → 10[3,1,6]+4 → 14 アルク:こそこそ れんとGM:つかっててよかったですね。( ミーシャ:2d+5 隠密! DiceBot (2D6+5) → 10[5,5]+5 → 15 ミーシャ:ドヤァ シバイ:どんくさいので2点つかいます シバイ:4d+3 DiceBot (4D6+3) → 13[5,3,2,3]+3 → 16 シバイ:うしうし れんとGM:イラナカッタネでは好きな場所に配置してください シバイ:これ、尻尾と胴体は1Sq離れてるので? ルサルカ:このデカいってある茶色のは消しちゃっておk? ミーシャ:巨体ですからね。複数のsqにまたがって存在してるのですよ>シバイ シバイ:アルクそこだとブレスくらいますよ シバイ:となると、憎悪は本体にかければ尻尾の判定もマイナスつきますかね? アルク:エアウィンドで1sqずらさせようとおもってるだけですよん シバイ:なるほど シバイ:というかあれだ、自分ます含めて3Sqでした アルク:最初に混沌レベル上げようかルサルカと一緒に ルサルカ:ずらすなら前でます シバイ:先に尻尾狙います? ミーシャ:あ、ミーシャどこ配置しようかな ルサルカ:ほい ミーシャ:こことかどうだろう シバイ:本体狙いですか アルク:そこ巻き込むよ ルサルカ:だが待機する以上ブレス食らうし ミーシャ:尻尾先のがいいかな ルサルカ:出来ればそこにいないで。デバフ×から ルサルカ:かける ミーシャ:じゃあ一緒のところに居ますね シバイ:ああ、そうか。なら本体狙ってさっさところしますか アルク:近くに居て れんとGM:3+1d3 DiceBot (3+1D3) → 3+2[2] → 5 れんとGM:巨大な投影体により侵食されているためか、この空間の混沌レベルはやや高めのようだ…… ルサルカ:7あたりまであげちまいましょうか。面倒だし アルク:W混沌操作だ れんとGM:キプ「ぐおおおおおん!」 れんとGM:敵を発見した!巨体の俊敏とはいえない重々しい動きで、君達に向き直ると、戦闘態勢をとる。 れんとGM:その口には焔の赤が散る。どうやら前情報どおり、奴の必殺技はこのブレスのようだが…… れんとGM:というわけでセットアッププロセス ルサルカ:魔歌+混沌操作 れんとGM:なおこちらなし。 ルサルカ:コスト6! シバイ:「さて、それではさくさく片付けてオトに文句でも言ってやりますかね」 アルク:「さぁてぇ行くわよぉ」混沌操作コスト4 ミーシャ:破壊の血爪でHP7減らしてダメージ7アップ! ルサルカ:後方で構えていたルサルカはおもいっきり息を吸い込むと歌い始めます ルサルカ:In der Nacht, wo alles schläft Wie schön, den Meeresboden zu verlassen. Ich hebe den Kopf über das Wasser, Welch Freude, das Spiel der Wasserwellen Durch die nun zerbrochene Stille, Rufen wir unsere Namen Pechschwarzes Haar wirbelt im Wind Welch Freude, sie trocknen zu sehen. ミーシャ:「じゃあ本気で行くよー!!」 ルサルカ:効果は簡単。リアクションが0になり、行動値が0になりますが、魔法系スキルや魔法そのもののダイスに+LvD ルサルカ:――――――Csejte Ungarn Nachatzehrer――――――!! ミーシャ:「? これも魔法なんですか? 変わってるなー」 アルク:「そこまでするかしら、相変わらず綺麗な声ねぇ~」 シバイ:「ううむ、魔歌ですか。みごとなものですな」 ルサルカ:「さて、それじゃあやりますかあ!!」 アルク:混沌6レベル~ アルク:発動確定なので ミーシャ:「殺――――ッ!! れんとGM:了解です。ではセットアップ他にないですね? シバイ:「がんばれ~」手旗を振ります ルサルカ:ない シバイ:ないです アルク:ないです れんとGM:ではイニシアティブ。 れんとGM:アルクからですね。行動どうぞ ルサルカ:ないっすね シバイ:あ、すいません馬に乗ってもよいですか?いうのわすれてた れんとGM:あー、まあ時間もあったでしょうし可能としますー ルサルカ:あ、私も乗ってます アルク:メジャーでエレメンタルウィンド目標40 シバイ:ありがとうございます、では移動力3に変更です ルサルカ:まあ移動力変わんないんですがw アルク:マイナーで簡易魔術と天運4点打ち込み ルサルカ:ぶっw れんとGM:ヒイ アルク:9d+9 40 DiceBot (9D6+9 40) → 32[3,3,5,6,3,4,3,1,4]+9 → 41 → 成功 ルサルカ:うげえww シバイ:酷いw ミーシャ:すげーw れんとGM:これは・・・w シバイ:開幕ブッパとかwww アルク:しゃーべすと れんとGM:クリってない・・・w れんとGM:そして累積詠唱品を一瞬で発動するか! ひどいな!w れんとGM:形成箇所にマップマスクはってもらえると ルサルカ:えっと、エレメンタルウインドってどれだ れんとGM:座標指定でもいいですが アルク:sq4の位置に風の壁を発生させます、その時発動位置に居たキャラは近い別のマスへ移動させてくだし アルク:正面丁度トカゲの頭の位置に発生させる感じですね れんとGM:こんな感じです? アルク:コッチですね ルサルカ:あー怖い怖いw れんとGM:ならこうなりますね。 れんとGM:…… れんとGM:シバイ、先に行動どうぞ。 れんとGM:キプ「むごんぅ!?」 れんとGM:風に押し飛ばされて後ろに追い遣られます。 アルク:でトカゲが1sqずれて、侵入に3倍の移動力掛かり、入ったらダメージ10d+混沌レベル×元素魔法レベル×精神の衝撃かな シバイ:おお、ミーシャ遠回りしないとだめですなぁ アルク:視線は通るが射撃は通らない壁ですので見えてますな シバイ:ではメジャーで挑発行動を本体に、こすと-4です ミーシャ:「ししょー! これだとあたし通れないんですけど、どうすればいいんですかー!?」 シバイ:3d+6 ああいう手は苦手な匂いをかぐと怒った気が…… DiceBot (3D6+6) → 8[4,2,2]+6 → 14 シバイ:びみょい…… ルサルカ:振り直しいるかい? シバイ:意思で対決ですなー れんとGM:意思は持ってないので2d+5になりますね、と一応 れんとGM:期待値ちょい上で抵抗します。 アルク:シバイからびみょいに改名する? シバイ:やめてw シバイ:このままいってみますか! 振りなおしは貴重だろうし シバイ:ブレスまだ撃てないならもう一度近づいたときにでも撃ちます ミーシャ:しょぼいに改名ワンチャン れんとGM:そのままですね? シバイ:はい ルサルカ:最悪天命で振り直し れんとGM:ではリアクション入ります。リアクション前に割り込みありますか? ルサルカ:ちょいまち れんとGM:判定前妨害スキルがあれば、ですね。あるいは判定後ブースト。 ルサルカ:おk。いっちゃってー れんとGM:2d6+5 むかっ DiceBot (2D6+5) → 11[5,6]+5 → 16 れんとGM:@@) シバイ:oh ルサルカ:ケアレスかけてもギリ14か…… れんとGM:どうやら匂いが風にかき消されたようだ?( シバイ:ま、まあクリンナップで回復でしたし……(震え シバイ:「あらー、うまくいきませんでしたか」 シバイ:「ま、次の手をかんがえますかね」 れんとGM:ではこちらの行動です。 れんとGM:……んー れんとGM:おk。知覚で判定します。 ルサルカ:行動しないんじゃないかな、とおもうでよ。このじょうきょうだと れんとGM:目標値は12、「この壁が危険なものであるかどうか」わかるかを判定します。 れんとGM:2d6+5 てい DiceBot (2D6+5) → 8[5,3]+5 → 13 シバイ:ちっ れんとGM:成功ですね。一応振りなおしや妨害は効きます。 ルサルカ:どこにも行かないで。置いていかないで。私はとても遅いから 駆け抜けるあなたに追いつけない ルサルカ:残念でした。ケアレス! シバイ:じゃあ撒き戻しうちますか? ミーシャ:そりゃあこれで気づかなかったらちょっと問題あるぞ生物としてw れんとGM:ヒギャー! ルサルカ:射程6Sq! シバイ:おー、おみごと! ミーシャ:ひでー!?w シバイ:酷いw れんとGM:11に下がってただ吹っ飛ばされるだけの風じゃないか、と勘違いします!ww アルク:おっせおっせ ミーシャ:うわ、ちょうど届いてるw れんとGM:ダメージはアルクに振ってもらいましょう ルサルカ:「どこにも行かないで。置いていかないで。私はとても遅いから 駆け抜けるあなたに追いつけない―――ケアレス――――――!」 アルク:144+10d DiceBot (144+10D6) → 144+31[1,6,2,2,5,3,6,2,2,2] → 175 ミーシャ:ひいぃぃぃ!? シバイ:これはw ルサルカ:( ゜д゜) シバイ: ( д ) ゜ ゜ れんとGM:えーと、移動力は3. ルサルカ:で れんとGM:「頭だけ」が食らいますね。 れんとGM:…… ルサルカ:3倍つかうんで ルサルカ:1マスしかw れんとGM:先生。 ミーシャ:こういう感じです? ミーシャ:>配置 ルサルカ:そう ルサルカ:じゃない? れんとGM:これ衝撃ですよね。 アルク:そうね ルサルカ:だね ルサルカ:死んだ? れんとGM:2点削って163点。 ルサルカ:耐えねえだろ れんとGM:データ的にはこうなった。 ミーシャ:ベルツ領十傑集が一人、衝撃のアルクである れんとGM:尻尾だけ残ってます( ルサルカ:wwwwwwwwwwwww シバイ:wwwwww ミーシャ:あ、頭ダイーーーーーーーーーーーーーーーン!!! れんとGM:こ、コア部位とか概念ねーし!( シバイ:え、なにそれ尻尾だけで活動できるの?w れんとGM:12点削って、ですね れんとGM:見た目的にはぼろっぼろですけど尻尾だけ使って攻撃できます! ミーシャ:「あ、アタマが吹き飛んだ……!!」 絶句 シバイ:「……うそん」削れて行く頭を見て呆然とします れんとGM:足引きずって尻尾ぶん回せますし! アルク:「吹き飛ばしすぎたしらねぇ」 れんとGM:ですが射程外。行動終了。どうぞ( ルサルカ:「あいっかわらずエグいわねー」 れんとGM:なお流石に危険性をその身をもって思い知ったので、もう進みません( ミーシャ:「さすがししょーです! 派手にぶっ殺すことにかけては天下一品ですね!!」 カッコイーと尻尾ぱたぱたしてます ミーシャ:そりゃそうだw ミーシャ:これ、頭だけミキサーにかけられたようなもんだぞw アルク:「私なんてマダマダよぉ、尻尾までいけなかったものぉ」 ルサルカ:「まあアタシもさっきの挑発補助しそこねたしなー。」 シバイ:「いや、それは……メイジというのは、頼もしいものですねぇ」 れんとGM:えー れんとGM:ミーシャどうぞ。( シバイ:「いえいえ、あれは風を計算に入れてない私のポカミスですから、御気になさらずに」 シバイ:さすがにここまで見事な風の壁は始めてみました、と朗らかに笑ってみます ミーシャ:待機! ルサルカ:で、私ですね ルサルカ:2Sq全身 ルサルカ:前進 ルサルカ:ブレイクイミュニティ! ルサルカ:んでもってーダイスガッツリブッ込みます ルサルカ:というか全部突っ込みます れんとGM:ひい。 ルサルカ:8d6+9 DiceBot (8D6+9) → 26[4,3,2,3,6,4,3,1]+9 → 35 ルサルカ:おんどりゃー ルサルカ:えー、目標値24突破で判定どうぞ ルサルカ:リアクション。頑強で ルサルカ:頑健 シバイ:あ、ダイス何個でしょ シバイ:場合によっては呪縛使います ルサルカ:あ、まだダイス減ってないでござるよ れんとGM:3面ですね。 シバイ:いえ、頑強のほうです れんとGM:なお固定値は11の模様。 れんとGM:3面? 3個だ。 シバイ:3かー ルサルカ:リアクションなんでダイス3かな ルサルカ:多分 ルサルカ:多分オールクリでも無理 アルク:3dが2dになるだけ凶悪よね シバイ:繰りない限り大丈夫か シバイ:2回しかつかえませんけどね れんとGM:オールクリなら回避かな(素 ルサルカ:あ、これ一発かかったら回復系魔法使わないと消えません シバイ:では呪縛なしでー れんとGM:6*3+11+10=39ですね,うん( れんとGM:3d6+11 DiceBot (3D6+11) → 6[1,4,1]+11 → 17 れんとGM:逆張りかよ!( ルサルカ:がっつ! れんとGM:食らいました。 アルク:www ルサルカ:ありとあらゆるダイスが-1Dされます れんとGM:まあどうしようもないです。とたんに動きの鈍った肉体をじたばた。 れんとGM:では待機組どうぞ。 ミーシャ:「……気合入れたはいいけど、ぶっちゃけあたしの出番無い気がします…… ミーシャ:だがまぁやるだけはやるぜ! シバイ:「うん、これは酷い」 ルサルカ:「貴方と並べる未来の形を、那由多の果てまで祈っているから――――――ブレイクイミュニティ――――――」 ミーシャ:んではマイナーで通常移動、メジャーで全力移動して合計9sq移動しますよ ミーシャ:風の領域を右に迂回してこの位置へ移動! ミーシャ:これで終わり! れんとGM:では、ラウンドが巡り、セットアップ、アルクから。 どどんとふ:「シバイ」がログインしました。 ルサルカ:セットアップで混沌操作 ルサルカ:じゃねえ ルサルカ:魔歌 アルク:セットアップはなし ルサルカ:歌は面倒なので省略 アルク:これ以上上げると不味いわ ルサルカ:ずっとオペラ系の唄を歌いっぱなしだとおもいねえ ミーシャ:なしでーす れんとGM:細いのにすごい。では、アルクからどうぞ。 ルサルカ:あ、手順ミスったな。まあいいか ルサルカ:ミーシャに筋力強化かけるべきだったw アルク:マイナーでニマス移動して、メジャーで気付け薬コーヒー味ってかのうかしら シバイ:そこまでするまでもなく死にそうですがw れんとGM:可能です。どうぞ。 れんとGM:そうですね(震え声 アルク:2d+6 DiceBot (2D6+6) → 5[3,2]+6 → 11 アルク:あー美味しいわぁ アルク:MP32になって終了 れんとGM:では、シバイー シバイ:待機です れんとGM:では尻尾! れんとGM:尻尾ぶん回し! ぶわーん! 対象ミーシャのみ ミーシャ:こいやー! れんとGM:4d6+3 せいやー! DiceBot (4D6+3) → 13[3,4,4,2]+3 → 16 れんとGM:低い・x ルサルカ:へいケアレス ミーシャ:だが回避は放棄だ ルサルカ:14な れんとGM:14で。 れんとGM:12で。 ルサルカ:あ、放棄? ミーシャ:そのままギガブレイクでこい ルサルカ:んじゃ書けない れんとGM:ダイス1個減らすの忘れてたんで14ですね。ダメージ。 ミーシャ:こいや! シバイ:消散はとりおきか…… れんとGM:「判定ダイス」なのでダメージは減りません。 れんとGM:4d6+30 武器ダメージ DiceBot (4D6+30) → 16[3,4,4,5]+30 → 46 ミーシャ:ですな れんとGM:ミーシャの体をなぎ払い吹き飛ばす! シバイ:うお、いたい ミーシャ:34もらって―――― ルサルカ:あとさっきのは命中判定でしょうが ミーシャ:血河の報復! れんとGM:あらゆる判定なのに命中判定3dに減らすの忘れてたんですよね。 れんとGM:ぎゃー!? ルサルカ:うわあww ミーシャ:既に減ってる分も合わせて、41の体内ダメージを食らえい! ミーシャ:「はっはぁ! 戦場のあたしは爆弾と心得ろー!!」 れんとGM:のこり56点らしいです アルク:えぐいわよねぇ ルサルカ:「うわあ豪快……」 れんとGM:思わぬ反撃にびちんと怯みはねる尻尾! れんとGM:では続けざまミーシャどうぞ シバイ:「おー、こりゃまた。見た目にそぐわぬ豪傑でしたか」 ミーシャ:あ、GM れんとGM:あい? ミーシャ:これって、この位置からでも0sqの攻撃あたっていいの? ルサルカ:だめやんww ミーシャ:尻尾ぶんまわしするなら、この配置じゃないと駄目じゃね? ルサルカ:あと れんとGM:尻尾ぶんまわしは「射程:0Sq、範囲:3Sq円周なので どどんとふ:「シバイ」がログインしました。 ルサルカ:ぶんまわしは ミーシャ:あ、ぶん回しは射程0sqで、範囲が広いのか! れんとGM:隣にいようが、むしろ、後1マス隣にいようがあたります。 ミーシャ:ごめんごめん ルサルカ:まあそういうことである れんとGM:ですです ミーシャ:んではマイナーで接敵して ミーシャ:魔獣の力使って攻撃! ミーシャ:56+4 命中判定! 天運2ぶっぱ! れんとGM:尻尾がぴくぴく動いています。どうぞ! ミーシャ:間違えた ミーシャ:5d6+4 天運2使って命中判定! DiceBot (5D6+4) → 23[6,3,5,5,4]+4 → 27 れんとGM:回避はダイス1個なんで絶対命中ですが。 ミーシャ:回らなーい ミーシャ:3d6+29+7 そして武器属性のダメージだ! DiceBot (3D6+29+7) → 9[2,3,4]+29+7 → 45 ミーシャ:出目わるーい れんとGM:のこり28点! ミーシャ:「ドッカーン! アッハハハハハハハ!!」 シバイ:「おー、たまやーというべきですかねぇ」 れんとGM:ぐっちゃばっらにされながらもまだ生きのよさそうな尻尾はびくんびくんしてます。 ルサルカ:私か ルサルカ:マイナーアクションで循環呼吸。 ルサルカ:1d6+7 DiceBot (1D6+7) → 2[2]+7 → 9 ルサルカ:まあよし ルサルカ:メジャーで全力移動。アルクの左となりに れんとGM:では待機組、シバイどうぞ。 シバイ:はいな シバイ:ではマイナーで移動します ルサルカ:ぜーぜーと後ろで息を切らせるルサルカ。歌い疲れた模様 シバイ:「あー、ミーシャさんや」 シバイ:そして再動を天運2消費して確実に判定します ミーシャ:「はーい?」 アルク:「ルサルカちゃん気付け薬のコーヒー割りでも飲む?」此れで決まると信じて休息モード ルサルカ:「あ、ありがと……あー、疲れる……」 シバイ:5d+7 もう一発,やっちゃってくださいな~ と手旗を振ります DiceBot (5D6+7) → 12[1,2,5,1,3]+7 → 19 シバイ:目標値12なので成功。あぶねぇw ミーシャ:では再動の印の効果を受けた瞬間 れんとGM:出目が…wJJ:ミーシャどうぞ。 ミーシャ:「――――そこかァッ!!」 ミーシャ:ニュータイプ的な感で敵の隙を見出して動く! ミーシャ:マイナーで振りかぶり、メジャーで魔獣の力! ミーシャ:天運3ぶっこんで命中判定! れんとGM:ヒイ 命中(CTチェック)どうぞ! ミーシャ:6d6+4 そいや! DiceBot (6D6+4) → 22[4,6,5,4,2,1]+4 → 26 ミーシャ:マワラナーイ アルク:「ちなみにオトフリート様、アレに耐えるわよ」っとボソッと言う ルサルカ:なぜクリらないww れんとGM:ダメージどうぞ。 シバイ:「……まじですか?」 ルサルカ:「それマジで?」 ミーシャ:振り直しない?w れんとGM:6dは20%……っ!( シバイ:ふりなおせるよー ミーシャ:頼む! ミーシャ:派手に決めたいのだ! シバイ:では撒き戻しの印を使用します。コスト-5 ミーシャ:6d6+4 ワンモアセ! DiceBot (6D6+4) → 20[4,3,6,1,2,4]+4 → 24 シバイ:出目w ミーシャ:マワラナーイ れんとGM:イチタリナイ! ルサルカ:あ、もう振り直し無理よ。私射程外だから れんとGM:天運残ってれば振りなおせますが… ミーシャ:「ッシャオラー! ミンチになっとけ生肉がー!!」 シバイ:じゃあつぎは消散で動きとめますかね、最後だろうし ミーシャ:全部ぶっこんだ。後悔はしていない れんとGM:ごめん! シバイ:? れんとGM:フェイトと勘違いしてた!( どうぞ( ミーシャ:w シバイ:w アルク:w ミーシャ:3d6+32+7 ダメージだオラァ! DiceBot (3D6+32+7) → 13[5,5,3]+32+7 → 52 れんとGM:消し飛びました。 ミーシャ:「アッハハハハハハハ!! 必滅のカラミティトリガー!!」 シバイ:死んだかな? れんとGM:生死判定次第では生き残りますが、そのまま斬殺されます。 ミーシャ:「――――よしっ! 今日も絶好領!!」 シバイ:「うーん、お見事です」と拍手 れんとGM:振るまでもなくとどめをさされました。消滅! ルサルカ:南無w ルサルカ:「えっげつないわねえ……」 ミーシャ:しかしアルクの風に全部持って行かれた感w ルサルカ:「アンタのとこ、あーいうのがそろってるの?」 シバイ:あれは予想外だったw ミーシャ:「ししょーししょー! あたし殺りました~!!」 ルサルカ:「やあすごいすごい…… はいはい動かないの。見た目酷いことになってるから。 れんとGM:えーでは戦闘処理を終了します。 アルク:「んー一芸特化が多いかしらねぇ~はいミーシャちゃんよくできましました~」 ルサルカ:きゅあシリアスで回復どうぞ どどんとふ:「アトラクシア」がログインしました。 ルサルカ:あ、無理だ。 れんとGM:振ってみましょうか。 ルサルカ:キュアライトで勘弁 れんとGM:戦闘処理終わったんで、風抜けてかいふk ああコストがw ルサルカ:天運0だからたぶん達成値届かねえw」 シバイ:天運2の子ってますな ルサルカ:御免頂戴w ルサルカ:ギリ足りるかくらいだがw シバイ:あ、振るってキュアのことです? シバイ:戦後処理のことかなとおもった ルサルカ:キュアかシリアスか。 ルサルカ:まあキュアで回復した下ます ミーシャ:「んふふ~」 ご満悦 ルサルカ:4d6+9 DiceBot (4D6+9) → 13[5,5,1,2]+9 → 22 ルサルカ:28回復 アルク:「流石の回復力よねぇ」 ルサルカ:「そのために歌うたい続けないといけないあたり拷問だけどね。」 ミーシャ:「ふぉおぉ……」癒され ルサルカ:はいはいもういっちょ ルサルカ:4d6+9 DiceBot (4D6+9) → 21[6,5,5,5]+9 → 30 シバイ:「いやいや、その歌声で癒されるのなら非常に価値はありますな」 れんとGM:出目w ルサルカ:ばっちぐーばっちぐー ミーシャ:全回復! ルサルカ:「アンタアタシの苦労わかってんの……コレオペラの類よ。すっごい体力使うの。」 ミーシャ:「あたし、全快!」 シバイ:「いやあ、聞く側としては役得です」と笑います ルサルカ:「こ ん の ……」 シバイ:「おっと、ところでルサルカさん。このあとはオトのモトにはいてくださるのですかな?」 シバイ:話題そらし! ルサルカ:「一応いるつもりよー?手伝うって言っちゃったしやることはやらないと。」 ルサルカ:「魔女は契約は破らないものでしょ。いや人間として当然だけど」 アルク:「そう言う義理硬い所もかわいいわぁ~」 シバイ:「うむうむ、頼もしいですな。ならば私からもオトによろしく伝えておきましょう。頼もしい方が共にいるのはありがたいことです」 ルサルカ:さらっと裏でディテクトライフ ルサルカ:4d6+9 DiceBot (4D6+9) → 17[4,6,3,4]+9 → 26 シバイ: ルサルカ:「ま、実力は示せたんじゃないかなー。食事に困らない生活が送れそう……」 ルサルカ: れんとGM:では、村に帰りついた君達。 れんとGM:オマ「よぉぉくやってくれたねえ! 流石だよぉ!」 れんとGM:全員まとめて豪腕にかき抱かれます。 シバイ:「ほげっ?! オマさんタップタップ、絞まってぐry」 ミーシャ:「わひゃー♪」嬉しそうに抱きしめられます ルサルカ:「ちょ、ま、あだだだだ!?」 アルク:「あらぁ~」と普通に抱きしめられます れんとGM:オマ「村の若いもんが興味本位でついてってたみたいだけどね。あの壁みたいな魔法かい? あのあたりで肝冷やして帰ってきたのさ。まったく情けないったらありゃしない!」 ルサルカ:「ちょ、おばあちゃん!?アタシ背が低いからそうやられると首、首が……!!」 ルサルカ:じたばた暴れます。 アルク:「お恥ずかしい所をみられちゃったわねぇ~」 シバイ:「げほっ、いやまああれは私も見たことない規模でしたしねぇ。熟練の証拠ですよ」 れんとGM:オマ「あらぁ、すまんねえ」と離します ミーシャ:「これで村は安泰です! あ、オト様にも報告しないと!」 れんとGM:オマ「さあ、今夜はお祝いだよぉ! シバイ様とみんなへのお礼と、未来を祝ってお祭りさぁ!」 ルサルカ:「あたたたた…… いやまあ、このコ、アカデミーで同期連中だと攻撃ならトップレベルだったしなー」 アルク:「オマさんも見てたなら、此のコを派遣しますので村の守りは万全ですよぉ~」とミーシャをなでつつ シバイ:「さあ、みなさんも今日のところは楽しみましょう! オトはまたせときゃいんです」と笑顔で会場にむかいます ルサルカ:「久々にお野菜食べれるのかしらね。楽しみ♪」 ミーシャ:「ヒャッハー! 食うぞ-! 飲むぞー!!」 アルク:「美味しいコーヒーアルかしら~」 ルサルカ:「コーヒーだったらアンタの右に出る奴なんてそうそういないでしょうに……」 ルサルカ:「帰ったらアタシにも淹れてね?久々に飲みたいわ」 シバイ:「ほほう、コーヒーについてこだわりがおありで。私も興味がありましてねぇ」と豆についてくっちゃべります ミーシャ:「ししょーのコーヒーは絶品ですよ! あ、ししょー! あたいしゃミルクとお砂糖マシマシでお願いしまっす!」 アルク:「色んなのを飲み比べするのが美味しいんじゃなぁ~い、いいわよぉ~スッごいの入れてあげるわぁ~」 ルサルカ:「じゃ、アタシはそのお礼に旅してる中であった土産話でもしてあげようかしら」 れんとGM:オマ「おぉ、楽しみだねぇ。さあ、今夜は長いよ!」 れんとGM: れんとGM: れんとGM:こうして、名もなき村はベルツの庇護を受け、そして、二人の将がこの地に就いた。 れんとGM:いまだ未来の行方は知れぬ。されど、彼らに笑顔がある限り、そう未来は暗くもないだろう。 れんとGM:グランクレストRPG 第三話「タイトルと今回予告詐欺」これにて閉幕 れんとGM:ありがとうございました。 シバイ:ありがとうございました! アルク:おつかれさまでしたーありがとうー ミーシャ:ありがとうございました!! ルサルカ:おつっしたー! れんとGM:大変楽しいセッションでした。うんw れんとGM:経験点ですがー ルサルカ:やー、想像以上に私と相性が良かった模様。 ミーシャ:ドドドドドドドドドド(ドラムロール れんとGM:いつもの5点、エネミー経験:12*2/4=6 誓い:6 勝利条件:ドラゴンの討伐:8点 れんとGM:トータルして、25点となります。レベルアップにはまあ届きませんでしたね。 ルサルカ:25てーん ルサルカ:届かない。残念 シバイ:了解です ルサルカ:合計33点ですな。 アルク:前とあわせて33かしら アルク:うん合ってたよかった れんとGM:カウントについては、12*2*50=1200点ですね ルサルカ:カウントはー? れんとGM:そろそろ騎士から脱出しそうですね ルサルカ:1200か。 ルサルカ:そろそろねー ミーシャ:ういうい れんとGM:Wiki弄れるようになったら弄っておかないと。 シバイ:何時まででしたっけ? れんとGM:22時のはず シバイ:けっこうかかりますねぇ アルク:結構遅め世ね ルサルカ:もうちょい短かったと思うがw ルサルカ:アレー!? ルサルカ:なぜはいれるのー!? シバイ:はいれますなぁ アルク:今見たら繋がった件 ミーシャ:なんと シバイ:編集ができないんですかね? れんとGM:mjd ミーシャ:ほむほむ シバイ:ログインできたw ルサルカ:いじれる オトフリート:誤差はありますからね れんとGM:あ。 ミーシャ:まぁしばらくはこっちのログ残しといて、編集できるようになったら経験点とか記載しませう れんとGM:募集:村の名前 れんとGM:普通に編集できるな・・・w オトフリート:開始タイミングもずれていましたし アルク:チャレンジするなぁ シバイ:オモテナシ れんとGM:オモテナシ村。つまりウラばかりということですね! れんとGM:オマ婆の本当の顔… れんとGM:(黙 アルク:村の名前かぁソンナガイルカ シバイ:表裏のないすてきなむらだよ! どどんとふ:「ミーシャ」がログアウトしました。 ルサルカ:ww ルサルカ:んじゃ私も無効行こうかな グランクレストヘ